国鉄フライヤーズ

目指せカネ、ヒマ、若さ

初めての高知(土佐の国編)

2012-10-15 01:00:00 | 旅行
初めての高知県。
実は祖父が高知の出。
前々から訪れたいと思いつつ、還暦を過ぎてしまった。

商社時代の先輩吉村さんが高知の観光大使をされているということで、旅行のプランをお願いしました。
いたせりつくせりの旅行プランが東京銀座の高知アンテナショップのご協力でできあがった。
レンタカーから宿泊など全て手配していただき、後は行くだけの楽ちん旅です。


高知龍馬空港到着。
「リョウーマの休日」の始まり。


レンタカーをピックアップして、空港から東北方面へ。
最終日の空港まで同じ車で移動する。
香美市の見どころは龍河洞。
私の先祖はこんな感じでしょうか。


驚くべき自然の造形。
100年に1センチという気の遠くなる時間を経て作られた。
岩手の龍泉同、山口の秋芳洞と並ぶ日本三大鍾乳洞。


ライトアップされた洞内の幽玄。


信じられない薄さの石灰岩の芸術。
このカーテン、すごくね?


出口近くは2000年前弥生時代の居住区だそうです。


洞窟を出てお土産屋さんで軽くランチ。
美味しい水晶文旦をデザートに。
実にうまい。
お店のおかみさんがとても饒舌で商売熱心。
ここの文旦が最高だと売り込みトーク。
あまりの力説ぶりに買わずに店をでる(笑)

高知の女性は皆さん元気がいいですね。
はっきりしていて率直で滑舌がおそろしくいい。
酒飲みで遊び好きと言われる高知の男性。
吉村さんに聞いた話では、4人(2個X4)の男をを食わせる程の働き者でハチキンというらしい。
下ネタです。


北に数キロ言ったところが美良布。
吉村さんのご両親は健在でここに住まわれているとか。
漫画家のやなせたかしさんの出身地でもあり市営のアンパンマン・ミュージアムがある。
すごいですねえ、アンパンマン。
孫やその友達を見ていると2才から3才の子供たちは全員見事にハマります。
なんでだ。
研究の価値ありかも、です。


香美を後にして高知に向かいます。
途中で人生をリセット。
すんませんでした。


高知到着。
土佐20万石、山内家の居城である高知城。
立派なお城です。
ここは観光大使吉村さんの名刺を提示すると入館無料でした。


天守閣から見る高知市内。
中央右の学校が吉村さんの出身校である名門土佐高(だったか?)。


高所恐怖症のくせに覗きたがるワタシ。
この夜は悪い夢を見て寝汗。


南海トラフ大地震だった宝永の地震。
高知でも被害甚大。
大津波で城下は洗い流された。
土佐の様子は『万変記』にあるという。
「朝より風少もふかず、一天晴渡りて雲見えず、其暑きこと極暑の如く、未ノ刻ばかり、東南の方おびただしく鳴て、大地ふるひいづ、其ゆりわたる事、天地も一ツに成かとおもはる、大地二三尺に割、水湧出、山崩、人家潰事、将棋倒を見るが如し」。
伊方原発大丈夫か。
やめてくれ。


山内家の家紋は三つ柏。
岩崎弥太郎はこれをもとに三菱マークを考案したんですね。



高知の庶民的な楽しみが詰まったひろめ市場。
楽しいですよ。
夕食はここでも良かったか。


高知の台所、大橋通り市場。
なかなかの品ぞろえとみましたね。
魚、肉、野菜、果物。
美味いものがそろっている高知県。
太るぜよ。


坊さんが簪を買ったはりまや橋。


一日目の締めくくりは土佐料理「司」。
個室を用意していただいた。
塩カツオに珍しい(我々には)チャンバラ貝。
白身は鯛だったか。
美味しいです。
青さのりの天婦羅に焼きサバ寿司。
土佐鶴や栗焼酎ダバダのすすむ夜は更けゆく。

(続く)


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