国鉄フライヤーズ

目指せカネ、ヒマ、若さ

食料について再び(日本は美味しい)

2009-09-04 01:00:00 | 食、グルメ
前回、食について書いた際、石油とか日本は自給できないのだから食料の自給だけ
心配しても仕方ないというコメントをいただいた。

そうかもしれないなあと考えてます。

しかし輸入食料が手に入らなくなったらどうなるのだろうか。
まあ、人口が減るとか、その前に農業が少し復活するとか、無駄を
省くととか、言ってみれば「なるようになる」のでしょうね。

でもねえ、世界に誇れる日本の食文化。それを支える国産の食材、是非とも
将来の日本を支える柱になって欲しい。

マクロにいえば食料はひっ迫して輸入品は必ず高騰します。

世界の人間の胃の数は現在毎年8千万個増えていて、60億個が2045年には90億個に
なるらしい。

一方、世界中で農業従事者は減っているんですって。
経済が発展するにつれ農業人口が、工業やサービス業に変わっていく。

他にも水の問題、土壌汚染の問題、バイオエタノール。
供給は長期的に減っていく。

不作によりインドやベトナムは米の輸出制限をしました。
欧州の小麦の輸出制限をしたことがある。
アメリカも過去に大豆輸出を一時停止したらしい。

ということは食料は貴重品、値段も上がる。
じゃあ自分で作ってソフトを発信するのもいいのでは。
アメリカや中国より水はあるし。

日本の食文化ががグローバルスタンダードに!
ならなくていいけど。

どこかで読んだがフランスのシェフが築地市場を訪れ
「いままでパリが最高の魚介類を独占していたと思っていたが、
パリには築地でハネられた魚しか無いとわかった」そうだ。

お目が高いのね、日本の料理人。あと活け〆の技術。
伝統野菜も美味しいですね。
肉も日本のものは素晴らしいのがたくさん。

日本人は器用で仕事が丁寧。それに「おもてなし」の心ですから
料理人の質はメチャクチャ高い。

増田悦佐さんだったか言っていたが、日本のグルメはアメリカのエンターテイメント、
フランスやイタリアのファッション、インドのITのように
一級品のソフト資源です。

写真は孫の遠足のお弁当(うまく回転できない)。
すそ野が広いです。
日本の日々の家庭料理は多分他の追随を許さないじゃないでしょうか。

世界に誇れる食文化です。



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