音楽は語るなかれ

音楽に関する戯れ言です。

ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ (ヴェルヴェット・アンダーグラウンド/1967年)

2011-08-12 | ロック (アメリカ)
音楽とアート。この融合に関して長い間表現者は色々と研究、趣向を重ねてきた。音楽自体も大きな「芸術」という括りていえばアートの一部であるが、この場合は「美術芸術」という意味で使う。そして当然、ロック音楽がアートに最も近づいた瞬間というのがこの作品なのである。そしてこのアルバムは1967年3月、そうあのビートルズの「サージェント~」より僅か3ヶ月早く発売になっているが、実はこの事実もとても大切な事な . . . 本文を読む

トゥルース (ジェフ・ベック/1968年)

2011-08-12 | ロック (イギリス)
ジェフ・ベックとの出会いは意外に遅く、「ブロウ・バイ・ブロウ」が最初だが、この後、すぐに聴いて感動したのがこの作品だ。私はこの作品に出会っていたから、その後の英米音楽事情や中心となるミュージシャン、更には70年代後半から80年代に掛けては、特に英国音楽のヒットシーンは略、予測することができる様になっていた。つまりは、そのくらい重要なアルバムであったことが、今更ながらこの作品に集約されているとい . . . 本文を読む