音楽は語るなかれ

音楽に関する戯れ言です。

水曜の朝、午前3時 (サイモン&ガーファンクル/1964年)

2013-04-30 | ロック (アメリカ)
ポップ音楽界の最高のデュオといえば、なんといってもこのユニット、サイモン&ガーファンクルをおいて、他にない。いや、失敬、ポップという領域に留まらず、音楽史上、最高のデュオであるに違いない。ポール・サイモンとアート・ガーファンクルがコンビを組んでいた時間は然程長くはないが、その僅かの間に、輝かしい金字塔を打ち立てたのも事実である。この二人はユダヤ系アメリカ人で、ニューヨークのクイーンズ地区の出身 . . . 本文を読む

イーグルス・ファースト (イーグルス/1972年)

2013-04-26 | ロック (アメリカ)
ドゥービー同様、このブログではイーグルスのレビューも時系列を無視してかなり区々に書いてしまっている。以前にこれらは、アメリカンロックだということを理由にしたが、もうひとつ音源の問題もあった。アナログは全て揃っているものの、デジタルだととびとびなのがアメリカンロック・ミュージシャンと筆者の関係だ。先月、このバンドもCDボックスが発売になったので、重複の如何に係らず手に入れて、全曲を久々に聴いた。 . . . 本文を読む

アブソルーション (ミューズ/2003年)

2013-04-16 | ロック (イギリス)
筆者はよく、このミューズとコールド・プレイを比較するが、それはそんなに大した意味はない。丁度、デビュー時期も同じ頃であるし、同じイギリスのバンド(ロンドンとデヴォン州ティンマスの違いは大きいが・・・)だし、私的にはこの二つのバンドは、かのレディオ・ヘッドのフォロワー的な存在であることだと解釈している。しかし、両バンド共に受け継いでいるものが違うところが筆者にとって、最も興味のあるところであり、 . . . 本文を読む