音楽は語るなかれ

音楽に関する戯れ言です。

ペット・サウンズ (ビーチ・ボーイズ/1966年)

2011-06-26 | ロック (アメリカ)
ビーチ・ボーイズというと、一般的に日本では、「サーフィンUSA」なんだと思う。しかし、その認識はとても残念なことであり、それは引いては大いなる勘違いを生んでしまうからである。そう、彼らのことを「サーフ・ロック」などという言い方をして、それでずっと通してsまっていえう。だから、逆に言うと彼らの本当の良さを見逃してしまうからである。事実、私は長いことずっとしうだったのであって、だから、このバンドの . . . 本文を読む

アー・ユー・エクスペリエンスト? (ジミ・ヘンドリックス/1967年)

2011-06-14 | ロック (アメリカ)
実は音楽通のような振りをしているが、このブログで告白している様に、私は基本的にミュージシャンの好き嫌いは結構多く、その殆どが先入観による「聴かず嫌い」であるが、このページを初めて、つくづくそれが顕著だったと思う。特にポピュラー音楽は極めてイギリスに固執していると思う。本当にアメリカで好きだったミュージシャンというと、ジャクソン・ブラウンくらいではないかと・・・(この場合ジャズのミュージシャンは . . . 本文を読む

マジカル・ミステリー・ツアー (ビートルズ/1967年)

2011-06-08 | ロック (イギリス)
私が如何に青春時代にビートルズを知らなかったかを象徴する1枚である。そう、私は友人同士の「ビートルズのアルバムで何が一番すきか」というアンケート投票の際に、迂闊にもこの「マジカル・ミステリー・ツアー」と回答してしまったから大変。当時から結構音楽通で知られていたが、実際奴はビートルズもあまりよく知らないらしいと風評がたった。事実、私はビートルズの本当の良さ、深さ、演奏のうまさ、そういう事の関して . . . 本文を読む

ノー・モア・ヒーローズ (ストラングラーズ/1977年)

2011-06-06 | ロック (イギリス)
このブログでも何回か書いているが、1960年の後半以降から、所謂ポピュラー音楽の中心軸は、完全にアメリカからイギリス、しかもロンドンにシフトしてしまったと思う。ジャズが下火になり、変わってロックンロールが出てきたが、プレスリー他、何人かの超ビッグスタアを生んで、そのあとは続かなかった。大きな転機は1967年だった。この年、音楽界はサイケになった。このことは大変大きかった。しかし、それは同時に音 . . . 本文を読む