音楽は語るなかれ

音楽に関する戯れ言です。

交響曲第3番変ホ長調「英雄」 (ルードウィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン)

2009-01-25 | クラシック (交響曲)
クラシック音楽を自分でピアノで奏でるのではなく、聴くようになってから長いことルートヴィッヒの呪詛に捉われていた私が、そこから開放された楽曲である。正式に言えば、この楽曲ともう2曲「第7番イ短調」と、ヨハネスの「第1番ハ短調」である。本来であればどんなアーティストであっても、ヒストリーを追って聴くのがベストであるが、こと、クラシック音楽に関しては、当時まだ金銭的にも主体的に自分で聴きたいレコードを . . . 本文を読む

炎~あなたがここにいてほしい~ (ピンク・フロイド 1975年)

2009-01-20 | ロック (プログレッシヴ)
プログレというと、殆どの人がまず、思い出すのがこのピンクフロイドであろう。そして、その中の多くは彼らの「狂気」というアルバムをもってして、フロイドはプログレだと思う筈だ。私がロックを聴き出した頃には既に「狂気」は発売されていて、当時アルバムチャートの1位(現代と違い洋楽が1位になること等、殆ど考えられなかった)になったり、60万枚売れたりと、それは大騒ぎだったが私にとってその「狂気」を聴くとい . . . 本文を読む

交響曲第9番ニ短調 「合唱つき」 (ルードウィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン)

2009-01-04 | クラシック (交響曲)
小学校の卒業式は、毎年卒業生が記念の合唱を行ったが、我々の年からその後定番になったのが、この曲の第5楽章(一般的には第4楽章の後半という解釈)であった。私はこの時アルト(まだ変声期を迎えていなかった)のソロパートを担当する筈だったが、ソプラノとバリトンが見つからずソロパートの混声が組めず、残念ながらソロはテノールだけになった。男子校ならではの悲しい結末である。そして私はピアノの伴奏に回された。 . . . 本文を読む