音楽は語るなかれ

音楽に関する戯れ言です。

ヴァイオリン協奏曲ニ短調/諏訪内晶子 (ジャン・シベリウス)

2010-01-31 | クラシック (協奏曲)
シベリウスという音楽家は、ある「クラシック占い」によると、私にとって一番相性の良い人らしい。多分この相性というのは音楽の事だろうと思うのである。因みに、家内はブリテンで、長女はなんとモーツァルト、次女はストラヴィンスキーだったと思うが、この占いはどうもわが家の面子には余り正解ではないようで、特に娘に関しては次女の方がモーツァルトとの相性が良く、乳児時代の彼女はいつも私の奏でるモーツァルトのメロ . . . 本文を読む

交響詩ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら (リヒャルト・シュトラウス)

2010-01-27 | クラシック (小品・その他)
「のだめカンタービレ」の映画版前編が公開されていて、映画好きの私は残念ながらまだ鑑賞していないので映画ブログにも記事をあげていないが、実はこのドラマを特別編も含めて鑑賞した中で、兎に角、この漫画の作者のクラシック度に驚いたのが、モーツァルトの「オーボエ協奏曲」と、このR.シュトラウスのこの交響詩を扱っていことであった。ブライチなんかは別にクラシック素人でも知っていることだから驚かない(というより . . . 本文を読む

チェロ協奏曲イ短調 (ロベルト・シューマン)

2010-01-07 | クラシック (協奏曲)
なんだか大変のんびりしてしまって(お正月ボケではなく・・・というか喪中だったので)今年初めての記事をアップする。昨年は一人でメンデルスゾーン生誕200年を騒いでいたが、当然のことながら、2世紀前はロマン派時代の中心となる音楽家の団塊の時代であり、今年はショパンとシューマン生誕200年である。我が国はそもそも根底にある日本古来の文化とは別に、幼児教育のひとつとして「読み書き算盤」と同じ目線で「ピ . . . 本文を読む