イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

久々更新で、気仙川の岩魚のお話

2006年07月04日 | 釣り師の独り言
大変ご無沙汰でした。
申し訳ありません。
忙しいふりをするつもりはないんですが・・・ご勘弁下さい。

さて、上の写真はどう見ても岩魚。けして大きさを自慢したくて載せたわけではない。大きなメジャーがなかったのでとりあえず大きさ比較のためにペットボトルを並べてみた。撮影場所は我が家の台所。
禁漁期間の燻製製造のためにキープした。
実はこの岩魚、この季節だというのに・・・どうしたことか?サビが残っている。

時は、7月2日雨の日曜日。気仙川水系本流筋は解禁直後とあって鮎釣り師たちで満員御礼。(釣果はイマイチだったらしいが・・・)
そこで、いつも通り上流域に入ったが岩魚の場所でチビヤマメの攻撃に悩まされた。どうも鮎の解禁直前に上流域にヤマメの稚魚を放流したらしい。
気仙川漁協の毎年の行事ではあるが・・・もう少し時期を考えて欲しい。
自分達が鮎釣りで忙しい間に、ヤマメ&岩魚の稚魚を鮎釣りの邪魔にならない場所に放しておこうという見え見えの目論見は、もう勘弁して欲しい。
こうなると気仙川では日中に大型の渓流魚を釣り上げるのは至難の業。
大型を狙うならモーニング&イブニング狙いに限定される。

そこで気分を変えて場所変えて、坂本川に入った。
そこで#14ソラックスにゆっくりと出たのがこの雄の岩魚だ。
釣り上げた時に「錆びている」と分かった。夏なのに・・・何故?
春に魚の活性が低かったのは記憶しているが、何で今頃まで錆が残るのだろう。
20数年の釣り経験の中で初めての事だ。
岩魚の旬は夏。「夏岩魚」と言えば一番脂が載った美味しい岩魚・・・
のはずなのに・・・・九月になればまたしても錆が出始めるが・・・
この調子だと一年中岩魚は錆びているかも・・・・
なんだかとっても不吉な予感がした。