震災以来、ほとんど釣りに行っていなかった。
4月、5月頃に川を見に行った時に、川のほとりを走る自衛隊や
ボランティアの車両、救援物資運搬の車両の多さを見て、
とても竿を出す気持ちになれなくなった。
以来、釣りをしている場合じゃない・・・という気持ちから
まったく釣りに出掛ける気が失せていた。
しかし、毎年九月に岩手を訪れてくれる釣友・万渓巌こと大石哲也氏が
忙しい合間を縫って今年も岩手に来てくれるということで、
仕事や雑事のアレコレを調整して、16日から18日までの
2泊3日で岩泉にいく事ができた。
16日の午後2時過ぎに盛岡駅に到着した彼をピックアップして、
途中キャンプ食材を買出しし岩泉・小本川のキャンプ設営場所へ。
しかし・・・それまでの一週間、まとまった雨も降っていなかったにもかかわらず
何故か小本川は増水していた。・・・・
それでもその流れのトロ瀬を狙ってみる・・・という彼の言葉で
まずはそこでイブニングを釣る事になった。
ところが・・・
車の中に僕のフィッシング・ベストが無い!!!
盛岡郊外のスーパーで買出しをして、荷物を積み込む際に
駐車場に置き忘れたらしい。
慌ててスーパーに電話すると・・・・
「釣りのベストなら届いてますよ。」との事。
イブニングを釣る東京の旦那を川において、盛岡までベストを取りに戻った。
往復2時間・・・・情け無い。
テント場に戻ると彼はランタンの灯りの下で既に飲んでいた。
それから簡単な夕食と酒肴をつまみながら久々に川のほとりで
酒を酌み交わした。
会えなかった時間の様々な出来事や学習について、
50過ぎのオヤジ二人の闇語り・・・・。
草地に立てたテントは大正解で、久々に大地の上で熟睡した。
2日目は、大川を釣り歩き、午後には安家川へ。
大漁を目論んでいたが、久々の釣りはそんなに甘くなかった。
野球でいうなら投手戦のような低釣果・・・まぁそれも釣りだな。
安家川のイブニングも全くの不発。川がほんとに素っ気無い。
それでも安家川・山小屋の夜は、岩泉ホルモン鍋を中心に
あれやこれやをつまみに酒が進み、オヤジ二人の闇語り「第二夜」
となり、話と想いはますます深みへと向かった。
その夜は、台風が近づいているせいか雨が降り続く夜だった。
そして3日目の朝、なんと安家の森は土砂降りの雨に包まれた。
川はもちろん大増水!!
そこで僕達は今年最後の釣りを諦めて、八幡平の温泉へと向かった。
岩泉から北緯40度千にそって葛巻町、岩手町を抜けて八幡平へ。
「森の湯」でゆっくり風呂につかり、高速で盛岡南インターから下りて
都南の「さくら庵」で蕎麦。
その後、盛岡駅から東京の旦那は都心へと帰っていった。
少々心残りがあったが、今年も濃密な森と川の時間を
二人で過ごす事が出来た事はとてもありがたいと思う。
来年は、4月のヒカリ釣りから一緒に川にいたいものだ。
今シーズンは来週で終わるが、来年はこの川の現実と
真正面から取り組んでみたいと思う。
岩手の沿岸河川は、良い意味でも悪い意味でも大きく変わった。
それを来シーズンこそは、真剣に見つめてみたい。
来年も一緒に川を歩こうな、相棒。
4月、5月頃に川を見に行った時に、川のほとりを走る自衛隊や
ボランティアの車両、救援物資運搬の車両の多さを見て、
とても竿を出す気持ちになれなくなった。
以来、釣りをしている場合じゃない・・・という気持ちから
まったく釣りに出掛ける気が失せていた。
しかし、毎年九月に岩手を訪れてくれる釣友・万渓巌こと大石哲也氏が
忙しい合間を縫って今年も岩手に来てくれるということで、
仕事や雑事のアレコレを調整して、16日から18日までの
2泊3日で岩泉にいく事ができた。
16日の午後2時過ぎに盛岡駅に到着した彼をピックアップして、
途中キャンプ食材を買出しし岩泉・小本川のキャンプ設営場所へ。
しかし・・・それまでの一週間、まとまった雨も降っていなかったにもかかわらず
何故か小本川は増水していた。・・・・
それでもその流れのトロ瀬を狙ってみる・・・という彼の言葉で
まずはそこでイブニングを釣る事になった。
ところが・・・
車の中に僕のフィッシング・ベストが無い!!!
盛岡郊外のスーパーで買出しをして、荷物を積み込む際に
駐車場に置き忘れたらしい。
慌ててスーパーに電話すると・・・・
「釣りのベストなら届いてますよ。」との事。
イブニングを釣る東京の旦那を川において、盛岡までベストを取りに戻った。
往復2時間・・・・情け無い。
テント場に戻ると彼はランタンの灯りの下で既に飲んでいた。
それから簡単な夕食と酒肴をつまみながら久々に川のほとりで
酒を酌み交わした。
会えなかった時間の様々な出来事や学習について、
50過ぎのオヤジ二人の闇語り・・・・。
草地に立てたテントは大正解で、久々に大地の上で熟睡した。
2日目は、大川を釣り歩き、午後には安家川へ。
大漁を目論んでいたが、久々の釣りはそんなに甘くなかった。
野球でいうなら投手戦のような低釣果・・・まぁそれも釣りだな。
安家川のイブニングも全くの不発。川がほんとに素っ気無い。
それでも安家川・山小屋の夜は、岩泉ホルモン鍋を中心に
あれやこれやをつまみに酒が進み、オヤジ二人の闇語り「第二夜」
となり、話と想いはますます深みへと向かった。
その夜は、台風が近づいているせいか雨が降り続く夜だった。
そして3日目の朝、なんと安家の森は土砂降りの雨に包まれた。
川はもちろん大増水!!
そこで僕達は今年最後の釣りを諦めて、八幡平の温泉へと向かった。
岩泉から北緯40度千にそって葛巻町、岩手町を抜けて八幡平へ。
「森の湯」でゆっくり風呂につかり、高速で盛岡南インターから下りて
都南の「さくら庵」で蕎麦。
その後、盛岡駅から東京の旦那は都心へと帰っていった。
少々心残りがあったが、今年も濃密な森と川の時間を
二人で過ごす事が出来た事はとてもありがたいと思う。
来年は、4月のヒカリ釣りから一緒に川にいたいものだ。
今シーズンは来週で終わるが、来年はこの川の現実と
真正面から取り組んでみたいと思う。
岩手の沿岸河川は、良い意味でも悪い意味でも大きく変わった。
それを来シーズンこそは、真剣に見つめてみたい。
来年も一緒に川を歩こうな、相棒。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます