イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

今シーズン初釣行の気仙川・・・

2012年03月05日 | 被災地から
3月4日、朝7時半起床。その朝の気温、マイナス3℃。
沿岸南部の予想最高気温は、プラス4℃。
前日の土曜日も好天で、水温もたぶん上がっているだろうと予測して、
勇んで気仙川に、今シーズン初の釣行に出掛けた。

当日は、岩手県の「がまかつファン倶楽部」の釣り大会があると
岩釣協・副会長の村田文雄さんから聞いていたので、
参加者から川の様子を聞けると思い、昼に合流する事になっていた。

住田町の早春ポイントに到着したのは、午前9時半。
すでに一人のフライマンが、右岸で盛んに竿を振っていた。
ライズが始まっているのかと思い、スタイルもせずに岸辺で流れを見つめたが・・・・
ノーライズ!

それならば・・・・と世田米の町裏へ移動してみたが・・・ ノーライズ!!
そこで、まずは釣りスタイルを整えて、まずはブラインドでフライを流してみた。
ノーアタック!
時計を見ると午前10時少し過ぎ。

それから下流の大場所へ移動し、岸辺でライズを待つが・・・ ノーライズ!!!
またしてもブラインドで流すが・・・・ノーアタック!!
そんなことを3~4箇所で繰り返し、時計を見るとお昼少し前。
大会は12時に「うおまさ」で検量と聞いていたので、
一旦竿をたたみ、うおまさへ。

大会は、39名の餌釣りの腕達者が参加して行われたが、
3尾計量にも関わらず、3尾で計量したのは、なんとわずかに7名。
しかも優勝が3尾で180g弱とは・・・1尾60gの小物ばかり・・・
しかも、これだけの腕達者が揃いながら、ヒカリは「ゼロ」!
そのかわり、写真の岩魚やこれより小ぶりのアメマスが釣れていた。

どうやら気仙川は、やっぱりまだ冬眠中のようだ。
今日の雨で、県内の川はかなり増水したようなので、
これで少しは、川の気配も変わるだろう。
今週末に初釣果を期待しよう。

また、大会には気仙川漁協の佐藤組合長も立ち会っていたので、
「焚き火の時間」用にインタビューをさせていただいた。
また、大会参加者からも声を頂いたので、18日の日曜日放送分で
お伝えしたいと思っている。