イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

前岩手県知事 増田寛也氏の講演会

2011年06月14日 | 被災地から
12日の日曜日、午前中は久々に時間ができたので、
北上と花巻の境にある尻平川に釣りに行った。

尻平川は相変わらず透明な水が流れ、水温も理想的な13℃。
しかし、岸辺にはいくつかの足跡があり、先行者の気配がした。
案の定、ライズもなく魚の出は渋かった。
それでも、20cm程度のヤマメを2尾と・・・・
なんと16cmほどのヒカリが1尾釣れた。
残念ながらラメラを持たずに川に入ったので映像はないが、
確かに背びれと尾びれの先に黒いしみがあり、魚体も細く銀色だった。
間違うはずもない!
しかし驚いた。六月に和賀川水系の尻平川でヒカリとは・・・

その後、夕方に予定されている重要な面談に備え、
瀬峯坂温泉に行き、温泉とサウナで身を清めた。
しかし、まずその前に久しぶりに会いたい方の下へ向かった。

その日、午後4時半から前岩手県知事の増田寛也さんの
講演会が水沢のホテルであった。

現在増田さんは、民間版の復興会議である「日本創成会議」の座長を
務めているという。
前知事であり、元の総務大臣だった増田さんが立場を離れて
どんな話をするのか・・・それが楽しみだった。

国の対応の遅さをまず第一にあげ、
「復興計画は地元で、その後方支援を国が約束する」という事が
大事だと語った。その通りだろう。

増田さんとは知事時代からラジオ番組の制作を通じて親交があったので、
番組用にコメントをもらおうと考えていたが、
講演会がことのほか長引き残念ながら今回は頂けなかった。
しかし、次回来県の時には連絡を頂くことになったので、
それまでのおあずけとなった。まぁ仕方ない。

現在は、日本創成会議の座長という肩書きだが、
さて次回会うときにはどんな肩書きになっているのだろう。
それも楽しみだ。