徒然写真帳

郡上でX人で始めたブログです。管理人の転居により、下呂、美濃、岐阜、恵那、下呂を経て一宮発のブログに!

サワラ

2013-02-28 21:19:44 | Weblog
 今日、仕事で山に出かけた時に、ヒノキの植林地でサワラを見かけたので「サワラがありますね~」と同行者に話しをふったら「よく気がつきましたね」「植えてます?」「いや、植えてないですよ。」「天然でしょう?」なんてやりとりをしました。
 先々週も似たようなことがあった時は、「沢沿いでサワラを植えてますよ、でも全然売れないんだ」という会話がありました。
 下呂市内のヒノキ人工林といっても、時折サワラが混植されていることが結構あります。
 案内するほうは数もサワラの数が少ないのでヒノキの人工林と言って案内してくれます。
 私はヒノキと聞いていたので、サワラが混ざっているので「サワラがありますね~」なんて聞くのです。
 サワラはヒノキと似ているので、樹木について知らない人から見ると同じ木にしかみえないし、私のように森に関係する仕事をしている人でも、漫然とみていると気がつかないし、下手をするとヒノキと間違えてしまうことも・・・偉そうにこんなことを書いている私も、以前、ヒノキとサワラを間違えるという失態をしたことも...
 そんなサワラの存在ですので、ヒノキ人工林を案内してもらっている時にサワラが混ざっている時に、ボソッとサワラがありますねと聞くのです。
 そうすると、案内すると人は、ちゃんと見ているな~と思ってもらえ、より詳細な説明をしてくれるメリットがあるほか、仕事以外の森や樹木に関する情報もくれるのです。
 そんなことを過去に経験していることもあり、ヒノキ人工林にサワラが混ざると意識的に「サワラが!」なんて聞くのです。
 このサワラですが、木材が耐水性に富み、軽く加工しやすいことから、桶の材料となりますが、最近では木で作った桶の需要が少なく売れなくなっているのに比例して、サワラの経済価値が急速に失われ、「売れない!」なんて言葉が飛び出してくるのです。
 こんなサワラですがヒノキ、サワラ、ネズコ(クロベ)、コウヤマキ、アスナロの木曽五木の一つで樹木の見分けが知らない人でも名前だけは知っている人も結構いて知名度は高いのです。
 下呂市内では渓畔沿いでは普通に見られるので、下呂市内の森を散策する私には身近な存在です。
 私のお気に入りである位山三山の渓畔沿いも例外ではなく大木となったサワラを良く見かけますし、下呂市小坂町では椹谷(さわらだに)という地名もあるぐらいですので身近な樹木と言っても過言ではないでしょう?
 あと余談ですが、今は全国の大学から絶滅してしまった林学科では、ヒノキとサワラの見分け方について、相当な時間を割く傾向があります。
 私の母校でも同様で、入学して最初の講義の時に、ヒノキとサワラの見分け方について習ったのです。
 その効果が20数年経った、今、仕事上で役になっているのです?(管理人)



                       



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飛騨萩原駅からウォーキング

2013-02-27 21:40:27 | Weblog
 私の住む下呂市は日本日本三名泉で名高い下呂温泉があるので、主産業は観光です。
 ただ下呂温泉は今の下呂市に合併する前の益田郡下呂町にあるのです。
 下呂温泉があることが影響しているのか、合併後も前も旧下呂町周辺の人も含め、観光業に従事していない人でも観光について語ることが多いです。
 その中で、下呂は温泉しか無いとか、下呂温泉の周辺に見るべきものが無いなんてことを良く耳にします。
 最近では下呂市小坂町では滝めぐりで売りだそうとして注目されたり、長野県ほどでは無いですが日本百名山の一つである御嶽山があったりと結構色々あるにもかかわらずです。
 よそ者のくせして下呂市に住むのが3回目の私から見ると、違和感を感じるし不毛な議論だと思います。
 私から見ると温泉があるし、周辺に見るべきものが無いなんて、あなたの主観でしょ!と思ったりします。
 特に私の住む下呂市萩原町は何も無いなんて言われる町の一つ、確かに観光は無いですが、個人的には魅力的なところと思っています。
 徒然写真帳でも下呂市萩原町について触れていますし、今後も同様に話題としたいと思います。
 そんなことを漠然と思っていて萩原を楽しむ一つに飛騨萩原駅周辺の散策です。藩政時代、飛騨國益田郡の中心となっていた地域ですので、興味深いところが結構沢山ありウォーキングするには結構面白いと思っています。
 JRのさわやかウォーキングでは萩原中央用水沿いを歩くイベントがありますが、それ以外にもあります。
 ここでは私の独断と偏見にみちたウォーキングコースを紹介したと思います。
 もし、このブログをみて面白い!と思ったなら歩いてみてください。行動に移し、面白いと思った人は私と同類です。
 ちなみに、私が最近散歩して面白いと思ったところを、つなげてみただけで通しで歩いたことはありませんので所要時間等はわかりません・・・・とても不親切な紹介となります。(管理人)

<コース>



<天領酒造>写真は古いですが萩原にある唯一の酒蔵で風情があります。


<桜谷不動堂>お堂もよいですが、大ケヤキが魅力




<桜洞城址>城址は土塁が残るのみで「ふ~ん」と思うだけですが、見上げると桜洞扇状地と御前山が見えるし河岸段丘崖の上で見下げると萩原の街と益田川が見下ろせ見晴らしが良い


<無碍堂>桜洞扇状地の上部にあるお堂で近接すると県神社と遺跡があります。周辺部には益田造りの民家が残り風情があります。


<観世音菩薩堂>石仏群が魅力です。


<十王堂>諏訪城址の城下だった街中のお堂です


<諏訪城址>十王堂から諏訪城址へ!石垣が綺麗だし、秋の紅葉が見事





独断と偏見で掲載したし、コース紹介を意識して写真を撮っていません。
とても不案内なウォーキングコース提案です。






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河岸段丘崖の利用

2013-02-25 21:14:18 | Weblog
 下呂市萩原町の飛騨萩原駅周辺を散策すると河岸段丘が気になります。
 今月もプラプラと諏訪城址の西側の十王堂の脇から南側へ段丘崖の縁に道が萩原町上村方面に向けて続きます。
 そこを歩いていると石垣が積まれて小さな耕作地が存在します。
 河岸段丘面には農地が広がっているのですが、河岸段丘崖の下は城下町です。また藩政時代だと段丘崖の下は萩原町村で上は桜洞村と上村となっている。
 そう考えると萩原町村の耕作地は、ごくわずか、そういった環境下だと家を建てることができない段丘崖を利用しないといけないという発想になるのかと思いながら、今は僅かですが昔ながらの空積を見ながら歩きました。
 今まで河岸段丘崖の土地利用なんてことは意識したことが無く、他の地域はどうなっているかは分かりません。
 これからの徘徊の課題の一つとして意識で見てみようと思ったのです。(管理人)


                      




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カヤネズミ

2013-02-24 22:14:36 | Weblog
 今日、アクア・トトぎふの展示を見ていたらカヤネズミが。
 河川敷の草原にいるの日本最小のネズミです。
 これを展示するか!と思いながら写真を撮りました。
 可愛らしい姿に子供達には大人気でした。
 アクア・トトぎふの展示は前半部は長良川をテーマに上流から下流の自然環境も含めた展示となっています。
 個人的には、特色のある良い展示だと思っています。
 カヤネズミ以外にもアオダイショウがいたり、実際に本当の植物が植えられていたり。
 一年に一回程度しか行かないですが、行くたびに少しですが展示内容が変わっています。
 水族館ですので、大きく変えることはできないのですが、学芸員の工夫が随所に見られ頭が下がります。(管理人)



                   



                   


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のんびりとした週末

2013-02-24 22:14:20 | Weblog
 今週は、体調が悪いわけでは無いが、山へもサイクリングへも行く気がしない・・・
 年末からハードな週末を過ごしたつけが回ってきたか・・しばらくは週末停滞期になりそう・・・
 昨日は、ほととんど引きこもり状態で過ごしたのだが、今日は流石に出かけたくなったのですが朝から雪・・山やサイクリングじゃないから、天気なんか関係ないですが気が重くなります。
 あ~雪か、と思いながら、のんびりと朝食をとってから、とりあえずアパートの雪かきをしながらやることを考える。
 そこで思いついたのが、2週間前のサイクリングの時に自転車のギヤの調子が悪く変速が上手くできなくなっていたので、自転車屋でみてもらおうと思いたちます、早速、自転車を車に積み、行きつけの岐阜市の自転車屋さんへ。
 そこでギヤの調整をしてもらうのと平行して、メンテナンス方法について教えてもらいました。
 これで、ギヤの調整方法とブレーキ調整、タイヤ交換が身についたので、ツーリングも一安心と思いながら、メンテナンス料を支払おうとしたら「こんなのは、点検のうちだからサービスしときます」「ありがとうございます」
 専門店で購入するとメンテナンスなんかでサービスしてもらえるので結果的にお得というのは、このことか!と実感します。
 自転車のメンテを終えてから、少し時間があったので久々に川島の河川環境楽園へ行き「アクアトト・ぎふ」と自然発見館を経由しながら散歩をして帰ってきました。
 アクア・トトぎふは当初は入るつもりは無かったのですが、企画展の渓流命の旅のはじまりが気になり入ってしまいました。
 いつに無く、賑わっていたアクア・トトぎふ、家族づれが多く活気がありました。
 何故だろうと思いながら歩いていて思ったのは、様々な展示の工夫や家族で取り組めるワークショップを開催する等の工夫が見られました。
 やはりソフトが大切なのだと実感しながら展示をみてきました。
 一方、自然発見館では、樹木当てクイズをやっていて、担当の人から是非やってみませんか!と言われたのでやってきました。
 内容は、3つの木材を種類を展示してある木材のうちどれかを当てるもの、間違うと格好がわるいなと思い慎重に取り組んだのですが1種類だけが、どうしても分からない・・・、選ぶ樹種はヒノキ、スギ、トチノキ、ヤマザクラ、ブナから選ぶのです。スギ、ヒノキは分かったのですが、もう一つが分からない。残ったのは広葉樹なのですが、分からない木材はどうみても針葉樹のもの...分からなかったので自信が無いので、違っていると思いながらトチノキとしたら、担当の人が、それはひっかけで、この中には無いアオモリヒバです。でも、今日、やった人で一番早い正確ですよと言われました。
 そこで、ありがとうございますと言って立ち去れば良かったのですが、一応、専門分野ですので言ってしまいました・・・
 我ながら大人げないと思いながら帰路についたのでした。
 でも、内心、これは無いでしょうと言えなかった自分が実はとても悔しかったのです。本当は・・・(管理人)


                           



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岐阜県益田郡誌

2013-02-24 22:13:50 | Weblog
 昨日、下呂市萩原町の観世音菩薩堂のことを書こうと思いネット検索していたら益田清風高校の総合学科の生徒さんが数年前にまとめた益田西国三十三ヶ所霊場についてのレポートを発見。
 なかなか面白いな~と思いながら巻末をみたら参考文献の中に岐阜県益田郡誌がありました。
 色々な資料の中で存在は知っていたので気になり「岐阜県益田郡誌」でGoogleで検索したら国立国会図書館のサイトに到達しデジタル化されいて、ダウンロードできることを知りました。
 見開きごとに写真を撮り一枚、一枚あり全部で353枚あります。
 一括ダウンロードできるかな?と期待したのですが無理でした・・・
 しかし、20枚単位でPDF化してダウンロードできるので、コツコツとPDF化してダウンロード。
 全てをダウンロードしてからPDFを結合して一つの資料にまとめるのに一時間ほどの時間を有しました・・・
 岐阜県益田郡誌をデジタル化し、我が資料にできたので早速、パラパラと興味のある部分だけ見ていきました。
 それが結構面白く、樹木の方言の解説や、天領時代の林業に関する記述など面白い。
 尾張藩直轄天領では木曽五木を定め禁伐としていましたが、幕府直轄天領であった飛騨ではヒノキ、スギ、ケヤキであったとか。
 色々と面白いことが書いてありました。
 これから、気になる部分だけを見ていくと何が起こるかというと徒然写真帳が益々マニアックな内容となっていくということです・・・(管理人)


国立国会図書館の岐阜県益田郡誌のサイトへのリンク



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アユの危機

2013-02-21 21:36:14 | Weblog
 私にとって嫌な話題。
 中日新聞を見ていて気になりました・・・

<中日新聞記事>
長良川や木曽川など岐阜県内の河川で、発症すると体力が低下して縄張り意識が弱まる細菌病「エドワジエラ・イクタルリ感染症」のアユが急増していることがわかった。県河川環境研究所(各務原市)が19日の研究成果発表会で報告した。

エドワジエラ・イクタルリは北米や東南アジアに多いナマズ類の病原体で、夏の高水温期に感染しやすい。国内では2007年、発症して腹部が膨らんだアユの大量死が東京都、山口、広島県で初めて確認された。09年には20都県で保菌アユが確認されている。

岐阜県内では08年に長良川と木曽川で保菌アユを確認、下流部を中心に感染は広がり、昨年8、9月には長良川の全域で数十匹単位で死んでいるのが見つかっている。

友釣りは、縄張りを持つアユの闘争本能を利用した釣り方。アユの縄張りにオトリを侵入させ、攻撃してきたアユを引っ掛ける。岐阜県内の河川では5~7月に解禁され、水温が上がり、動きが活発になる8月以降にシーズンを迎えるが、イクタルリ感染症がまん延すると、水温が上昇しても体力が落ち、縄張り意識が薄れ、オトリアユにぶつかっていく気力がなくなる。河川研によると、イクタルリ感染症の感染経路は特定されていない。人体に影響はないとされる。


 う~ん、今年のアユ釣りが心配です。
 昨年の秋に長良川でアユ釣りしていた時に見た死んだアユどうもエドワジエラ・イクタクル感染症だったようです。
 たださえ釣れない私が更に釣れなくなってしまうな~。
 初期の冷水病もあるし。(管理人)

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動物も楽したい

2013-02-20 22:47:49 | Weblog
 先日、小坂町の三ツ滝の歩道の階段に差し掛かったら、私より先に何者が歩いている。
 先行者が歩いてから、時間が経っていて足跡がわかりにくくなっているので断定はできないがテンと思われます。
 今回のテンに限らず、雪が積もっている時に登山道に沿って歩いた動物の足跡に、よく出くわします。
 急峻な斜面を歩くより、人が歩くために作った道を歩く方が楽なんでしょうね。
 そんなわけですので、夜の登山道を一人、ヘッドランプを点灯して歩くと動物に出会うチャンスは、とても高まります。(管理人)


                   


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冬の位山三山ではイチイが目立つ

2013-02-19 23:27:44 | Weblog
 2月11日に舟山にスノーシューを履いて行ってきたことは徒然写真帳でも紹介したところですが、位山三山と言われる舟山、川上岳、位山を冬の雪に覆われた時期に森を歩くとイチイが気になります。
 イチイは耐陰性も高く、生長も遅いので大きな個体が少なく、様々な樹種の樹下で、ひっそりと生きていることが多いです。
 細くて小さいと思っていても数百年生きているものが、ほととんどだと思います。
 悪く言えば日陰の生活!となってしまいます・・・
 こんなイチイですので夏の時期に森を歩くと目に入らないことが多いのですが、雪に覆われると林床植生は雪の下だし、上層を覆うブナやミズナラといった落葉広葉樹は葉を落とし森の中の視界は良好となります。
 そうなってくると夏の間、目に入ることが希であるイチイがやたら目に飛び込んできます。
 毎年のように冬の位山三山を訪れる私ですが、毎年のように、こんなにイチイってあったかしら!と思いながら歩いています。
 そんなことを思いながら撮ったイチイの写真を載せてみます。
 最後となりますが、私はイチイという樹木が好きで過去に手を変え品を買えて徒然写真帳でイチイを登場させています。
 昔から見ている人は、またイチイ!なんて思うかもしれませんんが好きなのでお許しを。
 そんなことを書いておきながら、これでもか!と更に思わせるため主なイチイの記事のリンクを張りますので興味がある人は覗いてみてください。(管理人)


<位山八幡宮の巨木>
<イチイの果実>
<笏木~イチイ~>
<玉串がイチイ>
<熊野大神宮の大イチイ>
<イチイを囓っていました>
<宮笠~その2~>
<宮笠~その1~>



                      


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スギ花粉症対策

2013-02-19 23:08:31 | Weblog
 帰宅後、くつろぎタイムに入り報道ステーションを、ぼ~と見ていたら東京都のスギ花粉症対策の取り組みについてやっていました。
 その取り組み内容は
○小花粉のスギを植える
○植え変えるために、スギを伐採して利用して、小花粉のスギに変えるか他樹種にする。
○ただ、森林所有者が数多くいるのと所有している面積が小さくて、取り組みがうまくいかず計画全体の2%しか無い

といったような内容でした。

スギ花粉症の人が多く、私の周囲にもいるので、スギ花粉が飛散する時期の大変さは何となくわかるし、治療費が嵩み、健康保険を圧迫する等、デメリットが多いので対策が必要ということはおおいに理解できます。
東京都の発想は短絡的に、スギなんていらない!という発想では無く、林業のことを配慮して花粉の少ないスギを植えるということで色々なところに配慮しているな~と思います。
ただ、私はヘソ曲がり、あえて批判を恐れず問題点を書いてみよう!なんて発想に。
まず一つ目ですが、小花粉のスギについてですが生物の多様性で評価した場合どうなるの?ということ。
小花粉ということは雄性不稔ということ。これは生殖機能が落ちているスギを植えるということで遺伝的な多様性を失う恐れが・・・
また、小花粉の性質を持つスギは日本海側のスギに多く、太平洋側に植えると遺伝子の攪乱を起こす。
なんてことになってしまいます。
視点を変えるととんでも無いことをしようとしている!ということになります。
そんなことを言うと、花粉症の人からお叱りを受けますね・・・ただ、スギにも品種があり、人が利用するのに有利な遺伝的な形質を持ったものを植えてきた歴史があります。
これと同じ根っこは同じということで林業に関係している私には理解ができます。
あと、もう一点ですが東京でスギが植えられている大半が多摩地域です。
ここはシカの食害問題が多発しているので、小規模な森林所有者のスギを伐採して植え変えるということは、シカのエサ環境を良くし個体数を増やす可能性があります。
今回の報道ではシカ対策について触れられていませんが、この問題との関係性は?なんて疑問も。
と少し批判めいたことを書きましたが、違う視点を取り入れると、とんでも無いことをしているということになってしまうんですよね~
皆さん、どう思います?
今のところ、東京都の取り組みに対し批判をする人は限られていると思うし、こうなることについて私は理解できますが、何事も違う視点を取り入れて見てみることも大切だな~と報道内容と違うことを考えてしまったのです。(管理人)



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氷の芸術

2013-02-18 20:57:59 | Weblog
 からたに滝を眺めていて、滝に向かって右側の壁面の氷を見ていて面白い形をしているな~と思い写真を撮りました。
 常に水しぶきが降りかかる状況と、柱状節理の壁面が生み出す氷の芸術だと思います。(管理人)


                       



                       



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からたに滝

2013-02-18 20:34:09 | Weblog
 「あかがねとよ」を訪ねれば、直ぐ近くにある「からたに滝」も当然訪ねます。
 扇状に広がった柱状節理の囲まれたところに落ち込む瀑布です。
 柱状節理の壁面に滝の水しぶきが付着して凍り付いた様子が美しい滝です。
 1月より冷え込む中、訪ねたので前回より凍りが発達して美しかったです。
 特に滝に向かって右側の壁面の氷が様々な形をし、見ていて飽きなかったです。(管理人)

 <一月にからたに滝を訪れた時の記事へのリンク>



                       



                       



                       



                       



                       


                       



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あかがねとよ

2013-02-18 20:19:51 | Weblog
 先日、根尾の滝へ向かう途中に「あかがねとよ」にも立ち寄りました。
 唐谷と椹谷との合流点にほど近い唐谷にある滝です。
 唐谷は時には枯れることもあるので水量の増減が激しいため完全結氷することを期待しているのですが、この冬2回目となる先日に、それは無いということを実感しました。
 ただ、水位の増減が激しいことが影響しているのかドーム上に凍てつく様が美しい滝であるということを知りました。
 これはこれで美しいものだと思います。(管理人)

<一月の「あかがねとよ」の記事へのリンク>


                        



                        


                        



                        



                        



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ヤマグルマの寒さ対策

2013-02-17 22:53:26 | Weblog
 今日、根尾の滝へ向けて出発して、目に付いたのがヤマグルマ。
 ヤマグルマは、冷え込んだ日に葉を裏側を包み込むように葉を丸めます。
 これは、寒さを防ぐための、ヤマグルマの戦略です。
 これを知らないと、ヤマグルマが萎れているということになってしまいます。
 ただ、葉を丸めたり、広げたりするのは、温度の変化によって頻繁に行われていることを今日知りました。
 私は、今まで葉を丸めたら春まで丸まった状態だと思っていたのです。
 しかし、今日、根尾の滝からの帰り、行くとき丸まっていたヤマグルマの葉が広がっている!これは、お恥ずかしながら目からウロコでした。
 何故、気がついたかというと、道中に、私の気に入ったヤマグルマがあるので、帰りも立ち止まって観察したからです。
 今日の出来事で、まだまだ森を見る目が養われていないな~と思いました。(管理人)



                       


                       



→帰路では葉が開いていました!何度ぐらいで葉がまるまるのだろう?新たな疑問が・・・→



<2012.10.12の記事「下呂の「鳥もち」はヤマグルマ」>
<2010.4.26の記事「ヤマグルマ」>




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「根尾の滝」に再チャレンジ!

2013-02-17 22:25:47 | Weblog
 昨日の晩の天気予報だと、冷え込む予想。
 前回1月13日に出かけた時は、1月というのに雪が無く消化不良の根尾の滝でした。
 1月下旬から雪が積もったし、この1週間は冷え込んだので、完全結氷はしないだろけど、見事な部分結氷がみれるに違いない!
 と確信し行ってきました。
 道中、小坂町赤沼田の温度計がマイナス11度を示し期待感が膨らむ。
 前回と同様に、ひめしゃがの湯に車をし身支度をして出発する。
 道中、三ツ滝や「あかがねとよ」、からたにの滝に寄ったのと、予想以上に雪に苦戦して、到着したのが昼過ぎ・・・
 見事な根尾の滝を堪能することができたのですが、気温があがり、時折、大音響とともに氷が崩落する・・・
 もっと早く到着しないと・・・今度、挑戦する(恐らく来年)時はヘッドランプをつけて暗い内から行動を開始しないと見事に凍った根尾の滝を見るのは無理でしょう。
 でもひめしゃがの湯からだと4~5時間はかかるので、出発時間を2~3時ぐらいにしないと・・・道迷いの心配が無いところなので、やってやれないことはない!
 とりあえず過去の記事のリンクと、今日撮影した根尾の滝をアップ載せます。(管理人)


                     


                     



                     



                     



                     


                     


                     


                    


<過去の記事2013.1.13、ここから過去の記事へたどっていけます>
<番外編で算盤の記事>


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