創造性の開発 新規商品を企画しよう

新規商品企画の成功学
求むる所第一義
随時随所楽しまざるなし

役割分担の時期

2017-09-26 03:31:58 | Weblog

 おはようございます。

 緊急プロジェクトの期間は1年半程度、延長しても1年以下しか認められなかったよう。経営者はせっかち、年より、成功者の常です。何事も計画達成まで3年は待ちません。

 当初、定義されていない業務があり、リーダーと商品企画など一部の残業時間が増えます。役割分担が次第に明確になるでしょう。でも私はプロジェクトでも残業せず、おまけに現行商品の企画も担当していました。事業部長は変わり者でした。私はついていました。これは褒め言葉です。彼は元気印、読まれても大丈夫。

 彼は家族を東京に残し、近くの社宅、3人家族の部屋に単身赴任。そして金曜日の夕方、就業時間になると誰かの帰宅の車で、またはタクシーで奈良駅に直行、そして東京に。出張申請は月曜日の日帰りでした。これを公私混同と批判する人は多かったようですが、それは間違い。私は超ラッキー。彼の出張申請の決裁者は私でした。

 彼はタクシーに乗る前、終業のベルが鳴ると、私の課に来て担当者に、机の上を片づけろ、早く帰れと大きな声で言ってくれました。これだけなら、私も自宅に帰宅するのに、会社の出張費を使っていると文句を言いたくなったかも。でも、彼は火曜日の朝早く出社。朝一番に管理職者を集め、東京での活動を話してくれました。これは企画に役立つ情報でした。私の上司は凄い企画担当者でした。私は企画業務の本質を学べました。

 私は相変わらず新聞を数紙読み、切り抜きし、回覧していました。本は課の好き者が貸してくれました。要するに情報は向こうから来ました。珍しいことです。事業部長が足で稼いだ情報を皆さんに教えてくれたから。営業状況や販売店の社長の意見、競合商品の長所や欠点など、毎週、どこかを数か所回り、話してくれました。本当に役立つ情報でした。凄い人でした。

 新しい商品の動向や現行商品の改善点など、彼からの耳学問の情報だけでも十分。しかし、何故か私の部下が作るプレゼン資料は不十分、不満足。会議で指摘され困りました。事業部長の指示通りに改善すべき点を指摘してあげました。再提案の企画案はすんなり通りました。転勤し聞いた話ですが、私が転勤したらもめたケースが多かったようです。不思議でした。

 私は残業嫌い、事業部長の言うことを守る腰巾着と言われました。でも有言実行が好き、正直が好き、実践好き、その弊害もありました。たっぷりと陰口をたたかれました。特に残業が好きな、ヘビースモーカーは私と相性が良くなかったようです。そういえば富士通時代もでした。私は飲み屋の井戸端会議が好きですが、会社の噂話は嫌い、他社商品や市場動向の熱い話が好きでした。仕事なしでも、今もそんな好みです。

 私はタバコを吸ったことはないタバコ嫌い。事業部長は部下のタバコを止めさせるのが趣味の人。おまけに凄い短気。出張好き。私と相性が良かったのは当然でしょう。喫煙率と学歴、収入は逆比例するはkoderaの50番目前後の法則でした。

 今日はここまでにします。

コメント
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