おはようございます。
個の時代の教育は生徒さん毎に課題もプロセスも違うべき。不慣れな業務が学校教育に発生するのは当たり前。環境の変化は常に起こり、計画に遅れができるのが常態です。ミサイル騒動で円高になりました。ここまで株安を予想した人は私の周囲にいません。
世の中のあらゆる出来事が、人の心を揺らします。勉強にも結果にも影響します。不況は親の収入に影響し、地方の国公立を受ける学生が増えます。都内の私立は倍率が減り、合格が容易になります。狙いの大学を変更すると受験科目が違います。親は塾代を追加するのが普通でしょう。家族は関係しあう複雑系です。
大学も試験科目を変更し、学部の構成も変更します。政府の支援策を願い、有望な学科に力を入れます。何れが原因で何れが結果か分かりません。社会が急激に変化しています。社会の従来の課題にも新しい課題が生まれています。情報システムは特に顕著です。システム開発は社会システムの開発と同義語になります。考えるべき課題の範囲が広がりました。
社会の変化に対応したいのが就活生。創造性と柔軟性が不可欠です。就活は社会に出る準備です。トレーニングです。良い大学に入学したつもりでも、会社も社会も甘くありません。社会に出た子供に、親がかかるお金はまだ分かりません。しばらくか、一生か、脛をかじられるのが今の親。かじらざるを得ないのがほとんどの非正規社員。
念願の国一に合格しても、優良大企業に合格しても大変。未来は不鮮明だからです。転勤や所属移動があり、新しい人間関係が発生します。お客様は我が儘です。志望先の変更など練習の極一部にすぎません。日ごろ全教科勉強すればいいのです。受験科目に限定せず。広い教養が創造性の素であり、仕事ができる条件だからです。
担任はクラス全員の志望に対応します。100ほどの大学を知ることが必要です。教員は多忙です。個々の短時が要件です。システム開発と同じです。個別ユーザーのニーズを分析し、合理的に集合化し、統合するのが私の手。そのために、創造性の開発の作法が、すなわち4項目の箇条書き法の習得が一番楽だと悟りました。
創造性に欠ける高校の先生も自分の専門教科だけでなく、全ての教科を生徒さんに勉強するように言い、よく願望を聞いて、大学を調べ、個々に説明して欲しいものです。しかし個々の生徒さんと志望の大学のニーズを理解するのは、カエルは無理。池に映った月を求めるようなもの。無理ですね。大学受験生のために、南無大師金剛遍照。
今日はここまでにします。
