田舎から都会にでてきた母の心が少しでも和むようにと思い、近くのホームセンターでプランターとプチトマトの苗を買ってきて、マンションのベランダで育てている。小さな緑の実が次第に大きくなるとともに赤みを増してくる。先日一個を収穫して母と二人で分けて食べた。 やや皮が硬かったが、採れたて新鮮なプチトマトは野性味たっぷりでとても美味しかった。 植物は太陽の恵みを受けて水と二酸化炭素から実を作ると同時に酸素をはき出す。これだけ科学技術が発達しているように見えるのに、人間はまだ植物の光合成の効率を超えられない。エタノール燃料を作るのにサトウキビやトウモロコシの力を借りなければならないなんて原始的でチョット滑稽でもあるが、それだけ植物・自然の力は偉大だということか。
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収穫した直後の野菜はほんとうにおいしいですよね。 定年後は家庭菜園で野菜つくりをしてみたいなあ。