衆院解散・総選挙

2014-11-23 18:01:29 | 社会・経済
安倍首相はあっという早業で、衆院を解散して総選挙を実施する。 政治のプロはさすがやることが違うと思った。 解散の理由は、「約束していた消費増税を1年半延期するので、その政策変更につき民意を問う」 ということである。 しかし安倍首相が考えているのは、選挙で圧勝して安倍政権の基盤をより強固なものにしアベノミクスをはじめとする政策を強引に推進していくことにあるのだ。 日銀による未曾有の金融緩和により円安・株高になっているのでいまのところアベノミクスはうまくいっているようにみえる。野党はアベノミクスに代わる政策を打ち出せないので、安倍さんはおそらく選挙で圧勝することになろう。 日銀黒田総裁は、デフレ(という病)克服のためには、(金融緩和という)薬を最後までしっかり飲みきる必要があると言う。 そして日銀が株や国債を買い上げているのである。 
私は、安倍さんと黒田さんは、日本国と日本国民を巻き込んだ大きな賭けをしているように思います。 その賭けに負けると(アベノミクスが失敗すると)円の価値が下落し、超インフレが起きます。 今はデフレマインドが払拭できないでいるのに超インフレ時代がくるなんて馬鹿なことを言われるかもしれませんが、私はそのうちそういうことになるのではないかと思っています。  すでに大金持ちは外国に資産を移したり、日本円以外の外貨資産に変えたりしてるのではないでしょうか? また貯金を持つ余裕のない貧乏人はむしろ気楽かもしれません。 失うものがないのですからね。 
ただこんな大きな賭け事をしていることを大多数の国民は知っているのでしょうか?  

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする