午後から上田市に出た。2件ほど用事を済ませると、6時近くなり、陽が延びたと言っても、鳥居峠は暗闇であった。古永井から迂回ルートを走り、指定された道路を戻ればよかったのだが、かって知ったる我が道で、大平から近道にそれた。
行きにもこのルートを使い、何の不安も感じなかったのだが、暗闇の中を通行すると全く別の道を走っているような気がして、徐々に不安になった。周囲の風景が見えないので道路幅が狭く感じる。加えてひどく距離が長いような気がして、農業用倉庫の横に車を止めて、頭の中の路線図を復習することになった。
ようやく登城の手前で対向車の明かりを見つけ、ホッと一安心。街燈のない道路がどういうものか、改めて認識した。次は決められた道を走ろう。