徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

象徴

2009-08-28 20:44:32 | Weblog
 期日前投票を済ませた。私の他に7,8人が投票所を訪れていた。午後2時、閑散とした時間帯と思っていたので少々驚いた。矢張り関心は高いようだ。この件については、努めて平静、平静と考えている。

八ッ場ダムの問題が民主党のマニフェストに載ったことで、地元は俄然騒がしくなった。無駄な公共事業の象徴と祭り上げられ、一躍注目され出したという訳だ。この事業の評価は人それぞれだろ。だが、50年以上、国家権力に蹂躙されてきた人の気持を思うと、酷く辛いものがある。

私ごときが語っても仕方がないので、多くは語らない。以前、八ッ場ダム問題についてメールで意見交換したことがある。結局、歴史を知らずに語っている人とは土俵が違うと感じて、途中で止めてしまった。

例えば、サルにトウモロコシを喰われた人間はサルが憎い。その痛みを知らない都会の人にとってサルは可愛いのだ。例えば、年老いた両親の面倒をみる長男の嫁の気苦労を、東京の兄弟、姉妹は知らない・・・・。

昼に、東京時代の上司にあった。六里ヶ原で待ち合わせたのだが、ここが昔、黒豆河原と呼ばれていたことを彼は知っていた。

サル出没情報
大前オエヨメ平付近 午後3時情報と言うことなので、夕方被害が出ていないかと心配している。明日は5時出動。