I Didn't Know What Time It Was 時さえ忘れて

蕎麦 or うどん or ラーメン、それにスーパードライとジャズがあれば

にゅう・中山・高見石(八ヶ岳) 2496m

2013-10-08 | アウトドア
白駒池の紅葉が見頃を迎えていると知り、早朝名古屋を出発。麦草峠を越えて駐車場には7時45分に着いた。



ほぼ満車となっていたが、ザックを担いだ者は1/3、三脚を持ったシニアが1/3、残りは普通の観光客か。




緑濃い、苔の森を左奥へ進むと、急勾配の赤いトタン屋根が特徴的な青苔荘に出た。



紅葉を撮影するため小屋から湖畔へ出るが、既にカメラマンで占領されていて、思うようなポジションが取れない。



そこで、長い木道を歩き、『もののけの森』から湿原を経て、登山道に取りつく。



樹林帯にある道の木の根や岩あるいは丸太は、滑りやすそうで注意が必要だ。



前方がふいに明るくなると、一気に眺望が開けた。左へ折れ岩場を少し登れば、そこが『にゅう』の頂上2352m。



山頂から見下ろすと黄葉した樹海に、青い宝石のような白駒池を発見した。あそこから登ってきたのだなぁ~。


硫黄岳の向こうに、感動・感激の富士山を望む。お天気に感謝だ。


西には、槍をはじめとする北アルプスの山々。

暫く360度パノラマを楽しんだ後、急遽黒百合ヒュッテを目指すことになった。実は来た道を戻り、写真を撮りながら
池の反対側にある白駒荘に向かうルートを考えていたが、途中一緒になった山ガールさんの提案に乗ったという訳だ。
(ここまでは、OLYMPUS OM-D E-M5で撮影したが、ザックに仕舞いこみ、ツレのPEN mini E-PM1を首から下げる。)



地図を見て中山峠分岐までは快適な尾根歩きを期待したが、樹林帯のままで決して眺めはよくない。


東天狗、西天狗の双耳峰がかなり近くなった。


中山峠からヒュッテまではわずか5分ほどの距離。


とても有名な山小屋と聞いたので、持ってきていたカップ麺はパスして、見学がてら中で食事を取ることにする。



ツレの注文したコケモモティーとカップケーキのセット800円はなかなか、私のラーメン700円は普通かな。


たっぷり休憩しトイレも済ませたので、中山(2496m)へ向け登り返す。展望台では風が通り、長く留まることはできない。


高見石小屋までの道は、ゴロ石の下り坂。二人とも膝をかばう所為か、結構時間がかかってしまったようだ。


ザックを小屋の薪の前にデポして、抱えきれないような巨大な岩に両手両足で挑む。なかなか面白い。


西からガスが上がってきたが、白駒池方面はまだ大丈夫だったので、池を背景に記念写真を撮ってもらった。



慎重に下りてから、ようやく本日の山コーヒータイムだが、名物の揚げパンはお土産として持ち帰ることにする。


さて、あまり遅くなってもいけないし、急坂という白駒荘方面へは行かず、駐車場に近い北の迂回路を選択して下山。
約8時間のトレッキングは、ゆっくり休憩を取ったものの、私たちにはかなりの長丁場で今後の自信につながりそうだ。


尚、ご褒美は、諏訪ICまでの道中で見つけた店「たてしな自由農園」で購入したリンゴと漬物。お疲れ様でした!

  平面距離  8.8km
  沿面距離  9.0km
  記録時間  06:51:02
  最高高度  2496m
  最低高度  2081m
  累計高度(+) 639m
  累計高度(-) 716m
  平均速度  1.3km/h
  最高速度  3.3km/h (DIY GPSによる)
コメント (4)
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