生涯学習実践塾 名取市愛島編

ＮＰＯ法人生涯学習実践塾の今年度の事業は名取市西部編です。
最初は愛島地区で愛島公民館全館を貸し切り各種事業が快晴で気温３０度を超す
中で行われました。
メインは、「小学生のための名取ミニミニ地域検定」です。
次世代を担う小学生を対象に「地域の子どもたちに伝えたいこと」というテーマで
検定問題を募集したところ、約３０の団体や個人から様々な難問珍問が寄せられました。

スクリーンに問題が映され、司会者が問題を読み上げます。

愛島地区の小学生が多数来られました。

成績優秀者には賞状、賞品が贈られました。

愛島小学校読み語りボランティアがお贈りする音楽絵本「すずめになったあさねぼう」
ボランティアのみなさんが華麗な衣装を身にまとい、大型スクリーンに映し出される
藤原中将実方を茶目っ気たっぷりに演じました。


管理人担当の「古地図から学ぶ故郷の歴史」の展示状況
今回の来場者は、約１００名、内大人は約３０名、そのほとんどが子どもの父兄です。
あまり古地図に興味を示す方がいませんでした。
空中写真（国土地理院の用語、民間では航空写真といいます）の終戦後まもなくと
現在の写真を見比べ、うちの家が写っているという方。
じいちゃんの話ではうちの先祖は殿さまであったと、「皇国地誌その他で調べたが
その地区には城、館がない」がわかったので、その旨伝えるよう話した女性。
国土地理院のＨＰで空中写真の存在は知っていたが、明治時代の地形図の存在は
知らなかったという男性。
約１０名の来場者と寂しい会場でした。

明治２２年４月、藩政時代の４か村が合併して、愛島（めでしま）村となりました。
北目（きため）村、塩手（しおで）村、小豆島（あずきしま）村、笠島（かさしま）村
が合併したものです。
各村の最後の文字を並べると（めでしま）となります。
めでしま村を漢字で表すと「愛島村」となります。

来週、６月２５日（土）は、増田西公民館です。