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白石川上流端

2019-08-04 23:57:42 | 仙南地区
7月29日、白石川源流について書いた。
白石川の源流は「鏡清水」と七ヶ宿町HP他に書かれている。
七ヶ宿町の三角点探訪を行っていて、三角点:金山峠や干蒲山に向かったところ
道路脇に標柱がありました。

金山峠・鏡清水に向かう道の手前で左折します。

旧山中街道の標識の左に標柱が見えます。

標柱

阿武隈川水系 一級河川 白石川
上流端 左岸:刈田郡七ヶ宿町字大谷地道下
    右岸:同町同字五番地

宮城県

標柱脇の細い川が白石川です。
下流に向かって、左岸・右岸となります。

このマップにおいて、標柱は↑に位置しています。
標柱の北方約300mのところまで川があります。

白石川源流関連の資料
・一級河川阿武隈川水系白石川圏域河川整備計画
 平成21年2月 宮城県

1)白石川圏域
白石川圏域は、白石市、蔵王町、七ヶ宿町、大河原町、村田町、柴田町の1市5町
から構成されている。 圏域には、宮城県が管理する河川として、白石川をはじめ
24河川ある。
白石川は、刈田郡七ヶ宿町西部の山形県境蓬沢山山麓より発し、阿武隈川へ注ぐ、
流路延長69.7km、圏域面積 797.1km2の一級河川である。
白石川の上流部はV字谷を形成しており、滑津大滝をはじめ、豊かな自然環境を有し、
七ヶ宿ダム、国の天然記念物にも指定されている材木岩を経て、白石市へ流下する。
中流部は、市街地と農地が混在する地域である。白石市から大河原町にかけて、河道
には交互砂州が形成され、瀬や淵が存在し、魚類の生息場所や産卵場所となっている。
また、内親堰上流の河川公園は白鳥の飛来地となっており、地域住民に親しまれている。
下流部は、大河原町および柴田町市街を流れており、多くの河川公園が整備されている。
「さくらの名所100 選」に選ばれた一目千本桜、その下流右岸に船岡城址公園を望み、
阿武隈川へ合流する。

2)人口
白石川圏域の人口は約13万人であり、古くからの城下町である白石や船岡、宿場町
である大河原や槻木など、白石川に沿って形成された市街地に人口が集中している。
大河原町および柴田町については、人口が横ばい又は、やや増加しているものの、
白石市、蔵王町、七ヶ宿町、村田町については緩やかな減少傾向にある。なお、
七ヶ宿町については、県内で1番人口が少ない町であり、過疎地域活性化特別措置法に
基づく過疎地域に指定されている。
3)地形・地質
白石川の源流である宮城県南西部の蔵王山系より白石市蔵本に至る区間は、浸食渓谷
・両岸断崖からなる渓谷美を保っており、河川の形状も比較的安定している。また、
西側には南北に奥羽山脈が連なり、火山噴出物が堆積して形成された地形のため、
多くの支川が急勾配でかつ多量の土砂を供給しており、山麓地帯には扇状地が形成
されている。中でも、松川の上流域は土砂生産が活発であり、砂防河川に指定されて
いる。白石市より大河原町に至る区間は、山間部から運搬されてきた土砂の堆積に
より平地部となっており、河川形状は交互砂州が発達している。
4)気象
大河原町、村田町、柴田町は、県内において比較的温暖で降雪量も少ない地域となって
いる。七ヶ宿町は、一年を通して冷涼で冬期の積雪量も多い地域となっており、豪雪
地帯対策特別措置法による豪雪地帯に指定されている。白石市と蔵王町については
両気候の遷移地帯である。

白石川圏域の宮城県管理河川
番号 1
河川名 白石川
支川 一次
対象区間 柴田町大字槻木~白石市小原~七ヶ宿町字横川原~七ヶ宿町字大谷地道下
区間延長(m) 59,909





・七ヶ宿ダム定期報告書
 平成25年2月 国土交通省東北地方整備局

阿武隈川水系白石川は、その源を干蒲山(標高806m)に発し、阿武隈川最大の
支川であり刈田郡一帯の山間の渓流を集めて東流し、松川、荒川を合して阿武隈川
本川に合流する。
流路延長60.2km、流域面積813.6k㎡の一級河川である。

 

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