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スペースガード倶楽部 in 八戸

2018-01-27 23:11:34 | 
明日、八戸市視聴覚センター・児童科学館においてスペースガード探偵団 in 青森が開催されます。
対象は、小学生から高校生です。
一般市民等を対象としたものが、スペースガード倶楽部です。
今日の午後、八戸市視聴覚センター・児童科学館で開催されました。
昨年3月下旬、青森県つがる市に隕石孔状の穴が見つかった件もあり、昨年秋、
八戸市視聴覚センター・児童科学館で天文教育普及研究会東北支部会が開催されました。
つがる市に隕石孔状穴についての研究発表がありました。
懇親会の席上、科学館の担当者・根市さんに管理人からスペースガード探偵団の開催を
八戸でできないか打診したところ前向きな返事をいただいたので協会の担当者と根市さん
と調整を行なったところ、明日の開催の運びとなった次第です。


主催 NPO法人日本スペースガード協会の白井理事長の挨拶、右は科学館の根市さん

後方のスクリーンに昨日新聞報道された地元八戸市出身の天文学者
前原虎吉が小惑星に命名されたとの新聞記事が投影された。

「前原寅吉」星になる 功績たたえ小惑星に命名
01月26日 09:00 デーリー東北
 八戸市出身の天文学者、前原寅吉(1872〜1950年)にちなみ、太陽の周りを
回る小惑星が「Maeharatorakichi」と命名されることになった。
世界で初めてハレー彗星(すいせい)の太陽面通過の確認に成功するなど、天文学に多大な
貢献を果たした寅吉。
70年の時を経て偉大な功績が再評価された形で、寅吉のひ孫である前原俊彦さん(59)
=マエバラ社長=は「惑星の1つとしてずっと寅吉の名が残っていくことが本当にうれしい」
と、天体の研究に情熱をささげた先祖に思いをはせる。
 市教委は「八戸市出身者の個人名が小惑星に命名されるのは、おそらく初めてではないか」
としている。
 寅吉に再びスポットライトを当てたい—と、福島県郡山市の天体写真家の藤井旭さんらが
約2年前から命名に向けて活動を開始。昨年10月に国際天文学連合が承認した。前原さんら
によると、今回、名前が付いた小惑星は直径約10キロで、大きさは十和田湖と同程度だとされる。
 天候の条件が整い、望遠鏡を使用すれば、4月18日の日没から1時間後、八戸の西の
空の金星の近くで“小惑星・寅吉”が観測できる見込みだ。
 八戸藩士の家に生まれた寅吉は、10歳から天文学に独学で取り組み始めた。観測を続ける中、
1910年にハレー彗星を確認。40代で失明する悲運に見舞われたものの、世界各国の学校に
天体の教材や写真を寄付するなど、天文学の普及にも尽力した生涯だった。
 25日には俊彦さんと、父で寅吉の孫に当たる前原義一さん(88)=同社会長=が
八戸市庁を訪ね、小林眞市長に報告。小林市長は「(命名は)八戸の子どもたちに夢を与える話。
市民の誇りとして広めていきたい」と述べ、寅吉の功績に敬意を表した。 懇談後の取材に、
俊彦さんは「寅吉の功績を広く紹介し、八戸の観光や教育で生かしてもらえるとうれしい」と
期待を込めた。
 冷害や飢饉(ききん)など天候の仕組みを解き明かし、市民の生活を守りたい—と天文学を
始めた前原寅吉。その思いはいつまでも色あせず、はるかな空で輝き続ける。

【写真説明】小林眞市長(左)に小惑星への命名を報告する前原俊彦さん(中央)と
義一さん=25日、八戸市庁

講演「天体衝突から地球を守る」プラネタリー・ディフェンスの現状 浅見副理事長



美星スペースガードセンターの1m望遠鏡で撮影した画像から小惑星等の検出・測定・軌道計算、
グラフィック表示までを体験します。

時間があれば、ちゃんとした軌道計算、2008 TC3の地球衝突時刻、場所の計算。
参加者:12人

スペースガード倶楽部の開催の要望があれば、管理人まで連絡を。
・参加費無料、ノートPC持参歓迎
・天体検出、軌道計算・表示ソフト(マニュアル付)は無償配布します。


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