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皆既月食 in 太陽の村

2014-10-08 23:52:16 | 
3年ぶりの皆既日食の観察会を柴田町太陽の村で行いました。
広報しばたお知らせ版10月1日号でアナウンスをしました。
日中から快晴で天気の心配はありません。
17時30分、太陽の村に到着し、準備を始めます。
何人か待っています、8cm双眼鏡に月を視野に導入し見てもらいます、
半影食が始まっていて、薄暗く見えます。
続いてセレストロン28mを組み立てます、お客さんが待っているので、
セッティングはラフにしました。
最後に10cm屈折望遠鏡をセットしました。
完了したのが18時10分となっていました。20~30人のお客さんが来ていたので、
本日のスケジュールを説明します。大勢の人が来ることを予想し、ハンドマイクを用意
しました。
3台の望遠鏡、双眼鏡に大勢の人が並びます。



なかには、スマホで写真を撮影している方もいます。
18時51分・南西の空にISS(国際宇宙ステーション)が現れます。
来場者に集まってもらい見てもらいます。
地上高度400kmを秒速8kmで地球を90分で周回する。
大きさはサッカー場くらいの大きさで、今年5月まで若田さんが船長であったことなど
話します。多くの方が初めて見たといっていました。
スタッフ1名が遅れて19時頃来ます、15cm双眼望遠鏡の到着です。
だんだん暗くなってきました。お客さんの数が大勢というだけで数えることができません。

子ども連れの家族が多くきました。
皆既中になって、天王星を入れましたがあまり感動はありません。
暗くなったので、夏から秋の星座の説明をします。
レーザーポインターで夏の大三角から秋の星座まで案内します。
途中から入った方もいて、2回話しました。月食中の暗さの話もします。
皆既中、天頂付近のはくちょう座にうっすらと天の川が見えました。
終わったら大きな拍手をいただきました。わかりやすくよかったとの感想を言ってくれた
方もいました。
皆既に入ったら帰るお客さんも多くいました。
後半は人数も少ないので、多くの天体を望遠鏡に入れました。
ベガ、アルビレオ、M57、M31,北極星、二重星団等
最後まで残っていた方は、2家族4人です。プレゼントを差し上げました。
何人かの人に、どんな方法で知ったのか聞きました。広報しばたを見ての人が多くいました。
中には、天文のイベントなので太陽の村に来ましたという方も何人かいました。

多くの人に天文イベントの際、見せてあげたいと思っています。
宮城県南部の天文のメッカ「柴田町太陽の村」をこれからも大切に育てていきます。
本日の来場者は、約120人。スタッフ5名のフルメンバーの意見集約の結果です。
報道は、昨日NHKから取材についての問い合わせがありましたが結局来ませんでした。
河北新報大河原支局の記者が来られました。

全く曇ることもなく、皆既月食の全経過が見られました。
この様な好条件の天文イベントに多くのお客さんが来られ主催者として満足しています。



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