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仙台育英高校・悲願の初優勝逃す

2015-08-20 23:06:31 | その他
兵庫県西宮市の甲子園球場で開かれている第97回全国高校野球選手権大会最終日の20日、
2年ぶり25度目出場の仙台育英は決勝で2年連続10度目出場の東海大相模(神奈川)に
6―10で敗れ、悲願の初優勝はならなかった。
東海大相模は45年ぶり2度目の夏の全国制覇。

仙台育英―東海大相模 9回表東海大相模無死、小笠原に本塁打を浴び、
肩を落とす佐藤世那=甲子園

▽決勝
東海大相模(神奈川) 202200004=10
仙台育英 (宮 城) 003003000= 6


仙台育英は大越基投手を擁して準優勝した89年以来2度目の決勝に臨んだが、
またも深紅の優勝旗は白河の関を越えられなかった。

過去の甲子園(春・夏)で決勝に進んだ東北勢の成績

1915年夏 秋田中(秋田)  ●1―2  京都二中(京都)
               (延長13回)
  69年夏 三沢(青森)   △0―0  松山商(愛媛)
               (延長18回)
                ●2―4 
  71年夏 磐城(福島)   ●0―1  桐蔭学園(神奈川) 
  89年夏 仙台育英(宮城) ●0―2  帝京(東東京)
               (延長10回)
2001年春 仙台育英     ●6―7  常総学院(茨城) 
  03年夏 東北(宮城)   ●2―4  常総学院 
  09年春 花巻東(岩手)  ●0―1  清峰(長崎) 
  11年夏 光星学院(青森) ●0―11 日大三(西東京) 
  12年春 光星学院     ●3―7  大阪桐蔭(大阪)
  12年夏 光星学院     ●0-3  大阪桐蔭
 (△は引き分け、●は敗戦。1915年夏は豊中球場(大阪府)で開催)

ここでいう「白河の関」とは、福島県南部の白河市に昔あった関所のことです。
関所を越えると東北地方に入ることになります。

この「白河の関」に由来した新聞があります。

河北新報(かほくしんぽう)は、宮城県仙台市に本社を置く河北新報社が発行する
日刊新聞で一般に東北地方のブロック紙として扱われています。

●新聞名の由来
一力健治郎らが経営難の「東北日報」を引き継ぎ、明治維新の際に薩長から
「白一山百文」(白河の関(現・福島県白河市)より北は、
山ひとつ100文の価値しか持たないの意)と蔑まれた東北の意地を見せるべく
「河北」と改題して1897年(明治30年)1月17日に創刊した。
なお明治10年頃、在地の民権派が好んで広域的な「東北」という地名を各地の
紙名に用いていたが、河北新報創刊の頃にはこの傾向は衰え、大正時代には
河北新報以外に広域的な名称の新聞は東北地方から消えている。

●コーポレート・スローガン
「東」は、未来
 端的な言葉で、来るべき時代の担い手が東北地方にある、と宣言しました。
スローガンは、わが社の「志」である経営理念のエッセンスであり、決意表明
でもあります。

●コーポレート・マーク
 世界に広がる太平洋と、「東」の豊かな未来を象徴する太陽をモチーフとしています。
太平洋の波間から朝日が昇る―。新時代の幕開けの予感です。
 全体の形は、報道の「目」も表しています。時代を見据え、予見し、切り開こう、
との言論機関としての姿勢を示しました。
「河北ブルー」と名づけられた若々しい青は、東北の澄んだ空の色。
わが国屈指のグラフィックデザイナー、永井一正氏がデザインしました。