忍者・Ｐ！

こんにちは。

今日という日は、なんということでせう！

・・・

以下、記録。


次男が昨日からお泊りで留守の本日。

のんびりと起きまして、いつものようにももちゃんの散歩に出かけようと思った。

当然ながら夜のうちは鍵のかかっている玄関ですから、開錠しようと、内側のロックを押し上げてみた。

・・・

上がらんがね。

前から玄関ドアのロック部分が固くなっていましたが、今朝はどうにも動かない。

ももちゃん、散歩に行けまへん・・・

それどころか、これではあたしが出ていけまへん。

う～む・・・困った。

結局、人力で動かないから、ペンチでこじたらようやく開錠しますた。

あぁ、びっくらこいた。


このままではいかんなぁと思いながらも、とりあえずももちゃんの散歩を終了。

それから、鍵の修理をやってみる。

たかだかボルトで内側からつけてある鍵ですから、大したことはない。

錆びたか異物でも入ったか？、そんなことで動かなくなったんだろうと軽く考えていたあたし。

で、内側からドライバーで鍵一式を解体。

ＣＲＣをドバっとかけて、まぁこんなものだろうと再取付。

外側からの動きも確かめないといけませぬので、ドアを閉めて外側から鍵をかけてみた。

ガチャッ！

おぉ、無事にかかったがね。

で、おもむろに鍵を反対側に回して開錠しようとしたのでつ・・・

したのだよ・・・

した・・・

・・・

開かんがねぇ！！！！！


とりあえずで緩く閉めた鍵一式がどうやらずれたらしく、かかったけれども外れない。

ドッヒャ～！！！

自分で家から放り出されてしまいますたっ！


店が開いているなら店から入れるからまだしも、寝起きのままでセコムも驚く完全防備の豊坂屋に、他に入るところがない。

絶体絶命で、超ドパニックのＰ！

・・・

玄関ドアの外で３分考えて、心を落ち着かせてみた。

どこか、侵入する方法はないものか？

・・・

そうだ！２階のベランダの窓は、ももちゃんをオシッコのために外に出したから、開いている！


だが、ここは地上。

２階へどうやって行くのだ？

で、ベランダ側に回って見てみた。

お隣さんの柵が、１階と２階の途中まで伸びている。

そして、そこには店の事務所のクーラーが設置されている。

お隣さんの柵と事務所のクーラーの設備のその幅、６０センチ。

う～む・・・

６５キロのあたしの体重が耐えられるのであれば、お隣さんのこの柵とクーラーの台座を伝って、なんとかベランダにはたどり着けるはずだ。

足が短いとはいえ、６０センチは股も開くはずだ。

・・・Ｐ、決死の覚悟で、忍者（泥棒？）よろしく挑戦してみました。


お隣さんの柵は、グラグラしていてやばかったですが、なんとか１階半まで登ってみました。

（お隣さんに断わってはおりませぬ）

で、そこからクーラーの足場に足をかけてみますた。

なんとかいけそうです。

その上に、２階のベランダの手すりがありますので、ここは勢いでジャンプしないといけませぬ。

これを失敗したら、あたし・・・成人式が迎えられませんの・・・

（下手したら、大怪我しますの）

でも、やらなきゃいけないんだ、お父さん。


忍者になったつもりで、

ドリャッ！

っと気合を入れて、・・・

２階のベランダの手すりを捕まえますた！！！

心の中で、ガッツポーズ！


普段使わない変な筋肉を全開で使いまして、その後ベランダに降り立ちました。

やったぜ！



（エイドリア～ン！と叫ぶ代わりに、ｓみださ～ん！と叫んでいました・・・うそです）

その後開いていたベランダの窓から、無事に我が家へと入れたのでした。


完全な一人芝居は、これで無事に大団円。

昨日書いたことが、ふと思い起こされたのであります。

「あたし、バチが当たるのが怖いんだ」

良かれと思って動くのですが、それが良いかどうかは実はわからない。

それで起きたことも、悪かったかと言えば、そうとも言えぬ。

鍵が動かなかったとき、「あたしでも直せるだろう」と思ったあたしの浅はかさ。

避難路もつくらず、外から鍵を閉じてしまったあたしの間抜けさ。

それでも何とか、そこからまた家に入ることができたという筋書き。

（ももちゃんがオシッコに行かなければ、２階の窓も閉まっていた）

そこで初めて気が付いた、泥棒の侵入経路。

・・・

何のご縁か？また大きなバチが当たりました。

夏の水害以来です。

そして今、あたし自身を振り返って、バチの当たらんようにしたいと思っています。

・・・

明日からは、たぶん変な筋肉痛がやってくると思っています。

そんなことで済んだことが、ラッキーだと思うあたしです。


Ｐ．Ｓ．

実は本日、もう一つの出来事がありました。

が、それは機会があればまた今度。

生きていることは面白いのだ！