goo blog サービス終了のお知らせ 

ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

都合のいいお墓参りです。

2020-08-17 15:03:00 | ノンジャンル
こんにちは。

今朝起きるとき、妙に足が重い。

寝床から起き上がるのに、ヨイショ!と言わないと立ち上がれないくらい、太ももが痛い。

この頃のことに、ももちゃんの世話で、昼夜分かたずに泣けば世話をしていた。

特にご飯は、ももちゃんの腹を抱き持ちあげて、エサの皿に口を持っていかないと、うまい具合にご飯が食べられない。

その折、いつも胡坐をかいていましたが、ご飯が済んでさてももちゃんを移動させようと持ち上げるとき、胡坐のまま立ち上がっていた。



そんなことをしばらくやっていましたら、左のひざが痛くなってきた。

これはいけない!

原因が分かっていますので、その後、ひざを立ててからももちゃんを抱くようにしました。

・・・まぁ、それはそれで良い。

が、一度なったひざの痛みはなかなかに治らず、でも、稼動域と痛みの相関を見つけましたので、なるべく負担のかからぬようにしていました。


そして昨日。

うちにしては珍しく、3組のご来客

ありがとうございます。

実は・・・お身内には公言していますが、あたしもこれからのことを考えまして、3年後の65歳を迎える頃には、店じまいをしてやろうと考えておりますの。

ある日あるとき、ぱったり閉店・・・というのもいいのですが、この頃の商売は、成人式のお客様がおいでになる。

でね、昨日のお客様もそうなんですが、令和4年(二年後ね)の成人式のご予約に来られる。

それは、大変ありがたく、商いさせていただきました。

が・・・心の中は、少し複雑な気持ちです。


そもそも、あたしの年齢と体のことを考えて、お客様に万が一があってはいかんと思っていますので、予約は受けて、2年後のその時になって出来なくなりました・・・というご迷惑だけはかけたくない。かけてはいかん。

だったら、断ればいいではないか?

・・・その通りなんです。

その通りなんですが、今回の3組のお客様に、「何でうちに来られたんですか?」と尋ねれば、「知り合いから、ここ、センスがいいと紹介されました。」とか、「去年の人が、ココとっても良かったよと言われてきました。」なんて聞くと、・・・おじいちゃん、俄然張り切ってしまうんよね~!

今の豊坂屋、まったく営業活動をしておりませんの。

静かにフェードアウトできたらと思っています。

それでも、こんなこと聞くと、

おじいちゃん、前後の見境がなくなってしまうんよね~!(老害?)


正直申しまして、そんなきれいごとでもないところもあると自覚しています。

目の前のお客様にお買い上げをいただいて、3000円の利益があるとする・・・

・・・あたしはそれだけで、喜んで商いします。

500円でもするな。

300円だと、ちょっと考えるかな?

それは、損得ともいえるんだけれど、「あんたが頼りなんだからね」というお客様に対しての、呉服屋としての商人の心意気はある。


あぁ、そうだ。

タイトルに戻そう。

そんなこんなで3組のお客様に、振袖を着装させていただきましての一日が終わり、明けて本日の出来事でした。

ヒザが痛いのではなくて、ヒザも痛いが、太ももが痛い。

そこで気がついたのが、久しぶりにお相手させていただきました3組のお客様。

あの時、着装に、あたしは何度も腰を折りヒザを曲げていた。

スクワットで言えば、100はくだらないだろう。

それが原因か?とガッテンした次第です。


おじいちゃん、本当におじいちゃんになってしまったんだなぁ・・・

痛みを振り返って、そんな感慨を持っています。

それでもね、呉服屋さんとして、もうちょっと頑張らんとイカンのだなぁと言うお客様からのご声援をいただいたような気もしています。

もうちょっと、頑張ってみようと思っています。

よろしくお願いします。


閑話休題。

定休日の本日は、先日行き損ねた平和公園へ再度出かけて、ご先祖様にお参りしてきました。



母方の母方のご先祖です。

すぐそばにちゃんとしたお墓はあるのだが(その墓碑には、字の上手かったが、自書して掘らせた伊藤家の文字がある・・・姉たちはそれを覚えていて、小さいころながら、父が何度も何度もそれを練習していたというのを聞いています)、あたしの長男がきっちり墓守できるか?と思ったとき、う~ん・・・ヤツには無理だろう・・・と判断して、合同墓に入っていただきました。

ちなみに、あたしもココに入る予定です。

会った事ないけどね、母方のばあちゃん(戦後間も無く亡くなりました。伊藤りょうさんと言います)が、ココに来るたび、なんかさびしそうな気がしてね。

まだばあちゃんが元気だった頃、「お前は私たちと一緒のところに入らんのか?」と言われて、それをちゃんと説明して、断ったことがあります。

まぁ、今生、じいちゃんにもばあちゃんにも、そこそこのエエ息子だったと思いますので(至らぬことは承知)、今度は、ポツンと一人の伊藤了さんのところへ行ったろうかなと思っています。

ちなみに、アチラのことは知りませんが、コチラで言うところの時間と空間はないと思っていますので、死んだじいちゃんや、間も無く死ぬであろうばあちゃんにも、死んだあたしはすぐに会えると思っています。

・・・違ったら、どうしよう。

その時は、許してね。


本筋の新美家は、地元にたくさんいまして、もう一つの母方の父方は、井上さんと言うのだけれど、それは高野山におられまして、そこにあたしの父も母も入ると決めているからそれで良い。
(新家の井上のじいちゃんのお墓も、新美の菩提寺があります阿久比と言うところに父が建ててありましたが、これもまた、墓守のことを考えて、一緒に高野山に祀ったろうと思っています。)

ばあちゃんが逝ったら、じいちゃんのお骨も含めて全部一緒にまとめて高野山に持って行こうと思っていますので、今あたしの家の仏壇には、じいちゃんのお骨と井上のお墓から出てきた骨壷二つが並んでいます。

お骨が3つある仏壇・・・というか、仏様の空間。

シュールです。

でも、なんかおもろいなぁと思うあたしです。


どうぞ、どうぞ、あなたたちの子孫を、見守ってやってください。

こんなあたしですが、毎朝のお参りだけは欠かさないようにしますので、子どもたちにバチだけは当てんようにお願いします。

よろしくお願いします。

合掌。