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ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

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次男の車に乗って見ますた

2011-11-30 18:38:00 | ノンジャンル
こんばんは。

定休日。

お陰さまでご用満載です。


一日のスケジュールを立てて、朝から亀太郎で名古屋へ。

とあるお取引様へと参りました。

ヘルメットをかぶったまま、当然のように受付の前を通りました。(脱げよ)

そこで受付のお方が・・・

「どんなご用でしたでせうか?」

それに対して、

「袋帯を見せてください」

と答えますと、

「申し訳ございませんが、今日は京都へすべての商品を移動しております」

・・・

アジャ~!

そうだったのだ!

このお店は、本日は京都で売り出しをしておりましたのね。(つい、うっかり)

受付のそのお方は、

「豊坂屋さん、そのままバイクで、京都まで行って頂けたらありがたいのですが・・・」

と、洒落なのかアホと思ったのか、面白く答えてくださいました。

(たぶん後者でしょう)

・・・

それでも何とかご用をこなし、1時帰宅。

実は次男がお仕事が休みで、今日遊びに来るといっていたのだね。

「せっかくだから、お昼ご飯でも食べようね」

と約束をしておりましたら、じいちゃんとばあちゃんが、

「おでたちも行ぐ~」

と、懇願したのです。


老い先短い年寄りの哀願を断れるほど、あたしは不人情ではありませぬ。

それではということで、何とか仕事をこなしまして約束の1時に間に合わせて次男と合流し、早速年寄りの待つ家へ。

そこでジイチャンとバアチャンを車に乗り込ませ、あたしは車の鍵を次男に渡しました。

つい先日、車の免許を取った次男です。

近くの寿司屋まで(回らない寿司屋です・・・Sミダさんは見てないでしょうが・・・)、あたしたちを乗せて、連れて行ってもらおうじゃないかとあたしは考えたのでした。

はっきり言って、免許取立ての新人運転手、まして、初めて乗った慣れぬあたしの車での移動は、怖いといえば怖い。

でもね、万一何事かで死んだところで、次男の運転なら、悔いはない老人と父親ですよ。(大げさですが、それくらいの覚悟はある)

次男もおそるおそるの運転だったようですが、無事寿司屋到着。

お店に入って、あたしは「お前はよくやった!」と頭をなでてやりました。


おいしい食事をいただきまして、帰りも次男が運転。

じいちゃん宅の駐車場に車を止めると、

「フゥ~ッ!」

と安堵の嘆息を漏らす次男。

それを聴いた後部座席のばあちゃんが、思わず笑い転げたのでした。

(笑うことは、年寄りには何よりのクスリなのですよ)


ささやかなあたしの人生にも、こんなドラマが積み重なっています。

振り返ってみたときに、笑顔が多いとうれしいなぁ・・・とあたしは思うのでありました。


ありがとうございます。