ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

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老いる、ということ

2006-11-23 11:22:29 | ノンジャンル
おはよ。


昨夜は、高速をぶっ飛ばしてきたお陰で、それなりに疲れていたのか、焼酎を飲んだらすぐ寝てしまいました。

さて、ばあちゃんが入院していたのは、長野県上田市にある鹿教湯(かけゆ)という温泉場の病院で、これまで何度となくお世話になっていましたが、今年の医療制度改革により、リハビリの評判がすこぶる良かったこの病院は、その内容が極端に減り、あたしの地元の病院と変わらぬ程度のリハビリ訓練の内容になってしまいました。

それに伴って、かつて順番待ちをしないと入れなかったほどの患者さんも激減して、前回入院したときの活気は、見る影も無いほどの状態でした。


そんな中、入院している患者さんの多くは、やはり老人で、ある人は寝たきりで、ある人は言葉を失い、ある人はかろうじて車椅子をあやつる程度の患者さんが大半でした。

おかげさまで、ヨタヨタしながらも杖を突いて廊下で歩行訓練を一人でする母は、皆さんからうらやましがられるほどでした。

それでも3ヶ月間の今回の入院では、かつてのように母と同程度の患者さんもおらず、これまで「お友達が出来た」と喜んでいた入院生活も、少しばかりおとなしかったようです。


そんな話を母としながら、母以外の患者さんを見て、

老いるということは一体どういうことなのだ?

と考えておりました。


そして、老いてなお、人間の尊厳があり、それを保つとするならば、それはどういうことなのだろう?と考えておりました。


・・・しばらく考えてみます。



関係ありませんが、今回出来た俳句です。

川音に 秋の深さや 文殊堂
(かわおとに あきのふかさや もんじゅどう・・・病院のそばにあるお堂です)





コメント
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