富山マネジメント・アカデミー

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史上で最低の日本の高齢者:世界最高のJK様

2018年04月28日 | Weblog

 日本の高齢者は、過去には、先進国にふさわしい教育をうけた。それなのに、その内容が、製造業で画一的に規則正しく働くことに従順に躾けられているために、また、うまく介護という制度による飼い殺しを受容するように躾けられている。ラジオ体操、朝礼、曜日ごとの決まり事・・・。日本の教育は、自立を教えていない。集団行動への順応性だけである。だから、大正時代から郵便局に貯金にいく。運用は、国家に任せる。

 今となっては、投資信託ベースの個人年金を自己責任で選択しないいけないという教育は、今の高齢者には、もう間に合わない。しかも、明治以来、過去の高齢者に比べ、人口構成にうえで非生産人口として現役世代に重くのしかかる迷惑世代だ。悲しいことに、高齢者が尊敬されていないことだ。何が史上で最低かというと、社会の最高水準の知識と高齢者の受けた教育の落差が、文明史における断絶を意味しているからだ。高度なIT社会が誕生した結果、ローマ字入力で高速情報処理する情報革命に参加してきた人材と、手書き、Faxで済ませた人材とでは、途方もない断絶がある。この苦しみを避けるため、朝鮮半島には、長老への敬老の社会文化がある。しかし、日本の活力は、下克上にある。次世代の個人、企業が下克上のための同世代の横結合を強めないと、日本の経済社会は破綻する。下克上と日本の経済成長は分かちがたく繋がっている。 史上最低の日本の高齢者は、悲しいことに、いかなる意味でも「上」位ではない。公共交通でも、席は譲られることはない。だから、下克上のバネも、それにつれて弱くなる。消えた青年将校というわけだ。だから、孫娘である女子高生、つまり、JK様のご機嫌をとりながら社会が動いている。これは中国でも同じ傾向に進んでいる。「女子」の消費受容が、中国共産党中央の経済予測値を上回り、中国経済を新たな成長軌道に乗せている。基本、日本の女子高生JK様が、北東アジア最強の経済起爆力を備えていたことだ。だから、JK様に逃げられるような富山県には、未来がとても暗いとえる。昔はJA,今はJKだ。

 

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