富山県では、これから農業をいかに脳業に高めるのか、情報処理の技術の活かし方が問われている。そのなかで県立中央植物園の役割も、富山県の解決課題に即して革新していかなくてはならない。チューリップが球根の形で、他府県の移出されている。これをフラワーポットの形にして、開花後は宅配便で返送し、また、次年度の契約を戴くように循環型のビジネスモデルにすることも可能である。信開アーバンシティ団地管理組合では、毎年、毎年、球根を買い、移植して開花をまつ。そして、球根を廃棄する。理事会としては、老人会の楽しみを奪えないので「今年も、綺麗に咲きましたね」と声をかけているが。チューリップの花を愛でているようにみえて、お世話役のご老人の長命をお祝いしているのである。「今年も」の「も」に長寿のお祝いが込められている。県立中央植物園の広大な敷地を利用し、肥料は日産化学、容器はリッチェル、球根は砺波産というコラボで、配置⇒開花⇒回収⇒再生というように、あらゆる公共空間において循環型脳業の司令塔として機能して欲しいのである。農協さんは、農協さんの農業という産業を脳業へと自己脱皮するには時間がかかる。せめて、チューリップだけでも、富山発の循環型のお届けして、鑑賞後、回収させて戴き、次年度、また配置させて戴きくという家庭配置薬のビジネスの方法を考えたらどうであろうか。県立の立場に胡坐をかき、ちょこちょうこと郷土紙のネタを提供しているだけでは困るではないか。せめて、障がい者雇用の産業として、富山の代表的な植物を首都圏に回収型ポットとして普及させる研究を始めたらいかがでしょうか。この発想の根元は、単純労働により多くのひとに労をねぎらわれる回収型フラワーポットのビジネスモデルを考えたわけである。県立中央植物園の誰かを非難するためではなく、県全体の取り組みを促すためである。こうした農業を脳業に転じるためには、異業種の知恵がいる。
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