富山県庁は、教員をふくめ、過去5年、富山大学卒業生の進路第4位である。調べてみると、㈱CKサンエツさんは、なんと企業合併により、五年間の合計が73名、一年単位では、10人以上の採用がつづいている。数字では、富山県庁と同数の第4位である。県職員という区切りでは、中央病院も含むので、断トツの第一位だ。
製造業の部門では、CKサンエツさんがトップである。しかも、なんと嬉しいことに、伝統の銅という金属の技術の高岡人の血統を受け継ぐもので、黄銅を用いた精密部品で、オンリーワンの製品、技術のコンテンツを充実させてきている。採用数で、製造業の第一位とというのは、僕の不勉強でしらなかった。歴史学と経営学を学ぶものには、伝統の技術と最新のテクノロジーの融合進化はたまらなく嬉しい。HPを拝見したが、社会評価をもっと上げるべきだ。東証第一部の上場企業である。データを下さった、富山大学に感謝したい。富山大学は、明らかに、行政、教育、警察、病院などのパブリック・サービスのほか、スギノマシンさん、東亜薬品さん、そして、このCKサンエツさんの社業の進展に、人材面から貢献している。