心とほんとの会話屋さん

自身のうつ病経験を振り返り、悩み解決をサポートしてくれる本を紹介します。また、成長の気づきになる情報・言葉を発信します!

マネージャに登用されて不安なあなたへ

2013-04-22 20:23:00 | おススメ本
佐々木常夫さんの”そうか、君は課長になったのか”を読みました。
社長・会長まで経験された著者が、一番楽しかった役職は課長!と自信を持って述べられています。
その理由として、上司をうまく活用して会社を動かすこともできるし、部下一人ひとりと向き合って本当の人材育成ができるという両面を兼ね備えているから。

しかし、課長全員が幸せというわけでなく、志を持っていないと周囲に振り回され精神的にも肉体的にも病んでしまう可能性が高いというメッセージも含まれていました。
高い志を持っていれば共感してくれる仲間も作れ、ますます幅広い仕事ができるようになる。というもの。

著者のメッセージの特徴として、限られた時間の中で最高のアウトプットを出すというものがあります。
というのも、著者は自閉症の長男、うつ病闘病の奥様、自殺未遂を経験した長女と様々な出来事を経験して、会社以外の時間の使い方のプロになったわけです。

マネージャに登用されて悩んでいるあなたも、ぜひ一読していただき、課長としての心構えと時間の使い方の極意を感じ取って欲しい一冊です。

いいたいことが伝わらなくて悩んでいるあなたへ

2013-04-21 09:48:28 | おススメ本
人間社会で生きている以上、プライベートや仕事でも相手に自分の気持ち・考えを伝える必要が出てきます。
相手と自分は別の人間なので、完全に自分の気持ち・考えを理解してくれることはありえません。
これを心理学では、離別感を持った考えといいます。

この離別感を意識し、自分の気持ち・考えを相手に上手に伝える方法をまとめた良書が、佐々木圭一さんの”伝え方が9割”という本です。
この本では、相手の反応をアップさせるために、自分の言いたいことを言いたいように伝えるのでなく、自分の言いたいことを相手が聞きたいように伝えることの大切さを記述しています。
たとえば、”チカン注意”というメッセージ。
これは、チカンされる可能性がある方々へのメッセージなのですが、これをチカンに対するメッセージとして
 ”みなさまのご協力により、チカンを逮捕することができました、ありがとうございます”
と出すことにより、効果的なメッセージになるというもの。

誰に対して、どんなメッセージを伝えたいのか、その観点を明確にすることで発信する情報はシャープになるということです。

いかに相手になり切れるかが大事なんですね。
仕事でもプライベートでも使えそうです。

いいたいことが伝わらなくて悩んでいるあなた!ぜひ、相手の気持ちを想像してみてください。

生きる目的を見出したいあなたへ

2013-04-19 23:53:21 | おススメ本
坂本光司さんと青木仁志さんの共著、”どう生きる”をおススメします。

人として生きる幸せはどこにあるか?という切り口で書き出され、いくつかの会社が実践されていることが書かれております。
掲載されている会社は、どれも条件がいい環境ではありませんが、信念(存在意義)を持って経営されていることが伝わってきます。

たとえば、長野県の中央タクシーという会社は、長野オリンピックの際、メディアから貸し切り依頼(かなりの好条件)があったにもかかわらず、普段のお客様が不便になるので、全面的な貸し切りを断ったという話。
しかも、断ったのは現場の運転手の方々だったというのだから驚きです。
運転手の方々には、貸し切り対応すれば臨時賞与支給が決まっていたらしいです。つまり、人間はお金ではなく、存在意義のために生きる力が強いということ。

また、富士メガネという会社は、自分の有給休暇を使って、難民キャンプでメガネを配るボランティアをしているそうです。
目が悪くて、ぼんやりしか見えない目が、メガネによって視力を取り戻した瞬間、この上ない感謝をされるとのこと。
自分の仕事の意義を腹落ちさせるには十分すぎる体験だと思います。


こういう状況に置かれていない自分を不幸に感じるか、今置かれている環境も自分が選択した決断の結果と捉えて、目指すところに向け一歩ずつ歩むのかは、これまた自分の決断次第!
後悔したり嘆いていても事態は好転しないのだから、いっそ腹を括ってチャレンジするしかない!と勇気をもらう良書でした。

自信を持った生き方をしたいあなたへ

2013-04-18 21:32:16 | おススメ本
青木仁志さんの”一生折れない自身の作り方”を読みました。

自信の源泉になるのは、成功体験。
最初は小さくてもいいので、成功体験を積み重ねていく。
そうすることで自己イメージを徐々に高くすることができ、高いレベルに到達することができる。

ただ、成功体験を得るためには、現状の生き方(習慣)を変化させる必要がある。
その変化には苦痛(感情)を伴うので、多くの人は挫折してしまう。
これを避けることなく、愚直にやり抜くことで自信が築かれていく。

一番のポイントは、朝の時間の使い方!
朝、自己成長のための時間を確保することが成功への第一歩。
何も大きなことをやる必要はなく、誰にでもできることを誰よりも熱心にやることが大切!とのこと。


特に目新しいことが書かれているわけではなく、自分を信じてやり抜くことで、本当の自信を身に付けることができるというもの。
自信を持った生き方をしたいと思っているあなた!
小さなことをやり抜くことから始めてみましょ!
まずは、15分早い起床かな?!

自分の弱みに向き合えないあなたへ

2013-04-16 19:57:27 | 本のネタ
本日、会社の同僚二人にコーティングのような気づきを促すことを実施しました。
2月上旬に開始して、今日が9回目。
今までは、相手の話を受け入れる母性カウンセリングをメインで実施してきましたが、そろそろコンフロンテーション(対決)をする時期に来たと考え、弱みを自覚してもらいそれに向き合うことにチャレンジしました。

2人とも共通していたのが、自分の意見を言うことに躊躇・ビビッているとのことでした。
何でビビッているのか、その根幹を見つけられるといいよね。と促し本日のコーティングは終了。
1つだけアドバイスをしたのは、自分の意見を発言した際の最悪の状況ってイメージできる?!と投げかけました。

人が死ぬわけでも、懲戒免職になるわけでもないのだから、最悪以上の結果になることが楽しめるといいかと思います。
まぁ、自分自身でも煮え切らないことがあるので、他人は客観的に見れるんでしょうね。