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使い方を気を付けたい口ぐせ『そうだよね』

2017-06-26 19:47:24 | 高嶋さんへのメール
高嶋さん

 昨日、相手を理解するための口ぐせ『そうなんだ』をご紹介させていただきましたが、今日は、それと似た口ぐせ『そうだよね』について、ご紹介させていただきます。

 『そうなんだ』という言葉は、相手の発言・考えを理解した、共感を表現しています。
 一方、『そうだよね』という言葉は、相手の発言・考えに対する、同意を表現しています。

 共感と同意、似て非なる感情であることはご存知ですか?
 同意は、相手と同じ考えであることを表明しているので、第三者が相手の考えと衝突した際、同じ考えであるとして、その衝突に巻き込まれる可能性が高いのです。
 具体的には、会社や上司などの愚痴を言っている相手に対し、共感の姿勢を持っていると、その愚痴から発生するトラブルに巻き込まれることはありません。
 が、同意してしまうと、その愚痴を言っている相手と同じ立場になり、愚痴が拡散した際など、トラブルに巻き込まれる可能性が高いのです。

 愚痴などを聴いているとき、同感すると相手との距離感が縮まり、信頼関係が築けたように勘違いすることがありますが、これは信頼関係ではないので、要注意です。
 高嶋さんは、安易に同感の意を表明することはないので、大丈夫でしょうが、、、

 今週もさまざまな方と会話する機会があるでしょうから、相手との関わり方をする際の参考になれば幸いです。
 では。

まっつん

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