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心とほんとの会話屋さん

自身のうつ病経験を振り返り、悩み解決をサポートしてくれる本を紹介します。また、成長の気づきになる情報・言葉を発信します!

【問題の所有者を明らかにすると、半分解決!】

2019-09-13 07:37:06 | 昨日の感謝ごと
今日も最近のカウンセリングを通して
感じていることを書いてみます。

それは、クライアントが話してくれる
問題の所有者がクライアントではないことが多いこと。


お子さんが勉強してくれないことを
悩んでいる方がいる。

パートナーが思った通りの言動をしてくれないことを
悩んでいる人もいる。

友だちが愚痴や悪口を言っていることを
悩んでいる人もいる。



いずれの悩み(=問題)も
クライアント自身の言動のことでなく
第三者の言動を対象にしたもの。



ポイントになるのは、第三者の方々は
クライアントと同じ問題意識を持っているかどうか。

多くの場合、第三者の方々は自分の言動に対し
問題意識を持っていない。
というか、自分が取っている言動は
当たり前過ぎて、意識すらできていない。

問題意識を持っていない人に対して
とある言動が問題だと認識してもらい
それを解決してもらうことができるだろうか?!


自分自身を第三者の立場に置いて、別の人から
「あなたの言動は、こういう問題がある!」
「だから一緒に解決しましょ!」
と提案されて、すんなり受け入れられるだろうか?

私だったら、信頼している人から言われない限り
受け入れられない。

もし、あなたも受け入れられないと感じるのであれば、
あなたが伝える相手も同じ気持ちだと認められるはず。


ここまでお伝えして、腑に落ちたクライアントには
「相手の言動」で
自分にどういう「影響」が生じ
どんな「気持ち」になるのか!
という伝え方を推奨している。

これは相手の言動を変えるYouメッセージでなく
自分の気持ちを伝えるIメッセージと呼ばれるもの。

Iメッセージは、自分の気持ちを伝えることが目的なので
そのメッセージを受け取った相手が言動を変えるか変えないかは別問題。


問題の所有者を明確にして
相手の言動で自分にどんな影響が生じ
どんな気持ちになるのかを伝えられると
私の経験上、問題の半分は解決!


この考え方に共感できる方は
一度、ご自身が抱えている問題の所有者を明確にし
伝え方を工夫してみることをおススメします!


本日も最後まで読んで下さり、有難う御座います。

【しあわせです、感謝!】