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◆私の愛する方が戸の穴から手を差し入れました。

2016年09月27日 16時30分27秒 | 聖書
私の心は、あの方のために立ち騒ぎました。(雅歌五・四)
 
私の心は、あまりに眠気に満たされていたので、戸をたたかれるだけでは不十分であった。私は、立ち上がって戸を開けるには、あまりに心が冷たく、恩知らずだったからである。しかし私のたましいは、主の有効な恵みに触れたためにかきたてられた。私の愛する方の忍耐よ。主が戸の外に閉め出された時、私は怠惰の床にいたのに、主は戸の外で待っていてくださった。主は幾たびとなく戸をたたき、声をかけて、戸を開くようにと願われた。どうして私は、主を拒むことができたのだろう! 卑しい私の心よ。赤面し、ろうばいせよ! しかし、これはなんと大いなる親切であろう。主ご自身が門番となり、戸の穴から手を差し入れてくださるとは! かけ金をはずし、かぎを回してくださるそのへりくだりの御手は幸いである。
今、私は知る。主の御力以外の何ものも、邪悪のかたまりのような私を救うことはできないことを。私にとって儀式は効果をもたない。福音すら、主の御手が私に差し伸べられなければ、何の効力も発しない。他の何ものをもっても開けられなかったのに、主は開かれた。主の御名はほむべきかな。私は今も、主の恵み深いご臨在を感じる。
主が私のために耐えられた一切の苦しみを思い、私の卑劣な仕打ちを思う時、私の心が主に向かって動かされるのは当然のことではないか。私は愛情をほかに移していた。そして主を悲しませた。不貞な妻がその夫を扱うようにしてきた。おお、私の残忍な罪よ。私の無慈悲な自我よ! 私はどうすればよいのだろう。私の悔い改めを表すには涙も足りず、私の全心は私に対する憤りに燃える。ああ私は、私のこよなき喜びであるお方を、あたかも未知の人のように扱った。
イエス様。あなたは赦しを与えてくださいます。しかし、それだけでなく、この私が不忠実な者にならないようにしてください。私の涙をぬぐって、心をきよめ、それを七重の綱をもってあなたに縛り、再び迷い出さないようにしてください。
 
 

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