愛する友よ。自分の職業を離れることで、義務を放棄しないように注意せよ。また仕事に励んでいるとき、あなたの職業を辱しめないように注意せよ。自分のことを重視しすぎてはならないが、あなたの職業を軽んじてはならない。すべての合法的職業は、福音により、最も尊い目的のためにきよめて用いられる。聖書を開いてみよ。そこで、最も卑しいとされる種類の労働が、最も勇敢な信仰の行為、輝かしい聖潔の生涯を送った人々と結びついているのを見いだすであろう。
だからあなたの職業に失望してはならない。神があなたに与えられる地位や仕事がどのようなものであれ、神があなたを他に召しておられることを確信するのでなければ、そこにとどまれ。あなたは、現在ある所で、力の限り最高度に神をあがめることを、第一の関心事とせよ。あなたの現在の持ち場を神への賛美で満たせ。神がもし他の場所であなたを必要とされるならば、それをあなたに示されるであろう。
今夜、煩わしい野心を捨て平和な満足を心に得よ。