マディと愛犬ユーリ、親友のクリスティ、それにハワイのこと

ハワイに住んでいたころ、マディという女の子が近所に住んでいて、犬のユーリを連れて遊びに来ていた。

" A light meal before dinner " ( 夕食前の軽い食事 )

2012-11-13 03:29:43 | 日記

 

 

 ( 研究室近くのカフェテリア )

 ブライアンの奥さんの研究室に寄っても、いないことが多い。
 教室に講義に行っていることもあるし、コンピュータルームに行くこともあるし、会議、来客の応対などで外に出ることもあるのだ。
 エレベータで5階まで上がって、彼女の部屋をノックしても返事が返ってくることの方が少ない。
 別に、いなくてもどうっていうことはない。「今日もいないかあ!」と思いながら立ち去る。
 どうしても会いたいときは、前もって電話をすればいいことである。事実彼女は、「電話をしてよ!」と言っているが、いればよし、いなければ残念でした、というくらいの気持ちである。

 この前、いつものようにふらっと彼女の研究室に立ち寄り、たいして期待しないでドアをノックした。意外にも、" Yes ! " (イエス!)という声が聞こえてきたのには、むしろびっくりした。
 ドアが開いて、彼女が顔を出し、 "  Oh !  Yamada-San !  " ( オウ! ヤマダサン! )と言った。
 その時は、もう午後の5時を過ぎていて、彼女はひと段落して、ちょうどブライアンに電話をして、一緒に帰ろうかと思案している時のようだった。
 「ちょうど良かった!コーヒーを飲む理由ができた」と言った。「下のカフェテリアでコーヒーを飲みませんか?」
 「そうしましょうか!」
 彼女は、帰り仕度をして、カバンを持ち、ドアに鍵をかけ、一緒にエレベーターに乗った。

 ハワイ大学には、いくつもカフェテリアがある。
 大学直営のもあるし、街でよく見かけるマクドナルド、バーガーキング、パンダエクスプレス、ヤミー、ベアーズなど、色々な業者が店を開いている。
 マノアガーデンに行けばビールを飲むこともできる。
 ダウンタウンの医学部には立派なカフェテリアがあって、トシは、ここが気に入っていて、時々出かけたりしている。
 
 夕食に時間も近いし、食事の時間ではなかったが、奥さんは、ウインドーを見ているうちに、急に、
 「見て!あのエビ、おいしそう!」と言った。
 まさかと思ったが、「エビを注文するから、二人で分けあわない?」
 夕食前だし、それはないだろうとは思ったが、結局一人分のプレートとコーヒーを二人分注文してしまったのである。

 プレートには、ピラフ、ブロッコリー、ポテイトなども乗っていた。
 それを屋外のテーブルに運び、テーブルを挟んで対坐する形に座り、両側からつつき始めたのである。

 

 

( キャンパス内の研究室の横の通り )

( トシの美術館: クリスティのお母さんからもらった花を描いたもの )