レイキャビク西街ひとり日誌 (Blog from Iceland)

北の小さな島国アイスランドはレイキャビクの西街からの、男独りブログです。

サマータイムと時間差

2012-09-27 05:00:00 | 日記
日本とアイスランドでは9時間の時間差があります。日本の方が先行していてアイスランドの方が遅れて付いていく感じです。日本にいるとあまり感じないことですが、日本って世界の中でも一日のトップを切って行くグループに入っているんですよね。日本より早いのはニュージーランド、オーストラリア及びインドネシアの東部の方だけですか?

日本もアイスランドもサマータイムを使っていないので、一年を通して9時間差という固定式なので頭には入りやすいです。私はいつもデンマークのコペンハーゲン経由で日本と行き来しているのですが、このデンマークはサマータイムを使います。そうすると時々混乱させられます。

例えば行きですが、夏には2時間差(デンマークが先行)あるのが冬には1時間で、夏はいつも午後1時の到着が冬には2時になります。ところが成田行きの便の出発はもちろんデンマーク内のことですから、相変わらず3時40分です。ということは乗り継ぎ時間が1時間40分。自由になる時間は1時間に満たなくなります(私はむしろ夏時間の方に慣れてしまっています)。

ところが目的地の日本ではサマータイムはなく時間は不変ですので、夏時は7時間の差が冬には8時間になります。コペン発は定時のデンマーク時間なので、成田に夏期には朝の9時半くらいに着くのが、冬期には10時半になります。

ここまで読んでいただいて頭が「面倒だ」と鳴りださないでしょうか?

さらに帰り、成田発のコペン行きはなぜか冬期にはちゃんと1時間遅れて出発します(夏期11:40→冬期12:40)。と、いうわけでコペン着は変わらず午後4時前です。アイスランドへ帰る便も変わらない時間ですので、アイスランドへたどり着くのは夏期より1時間遅い夜の10時くらいになります。

デンマークさん、かなりマイペースですが、そうじゃなきゃサマータイムを導入する意味がないのでしょうね。

もうひとつ付け加えますと、サマータイムと言いながら、その実態は3月終わりの日曜日から10月の終わりの日曜日まで。つまり季節感で言えば初春から晩秋までなんです。特にアイスランドのような春遅く、冬早い地域からすればサマータイムの実態は非真冬時間ですよ。まあこれは、季節感というよりは日照時間の長さの方が問題なので、仕方がないのでしょうが。

それでも「サマータイム」は嘘だよな。「ブライトタイム」と「ダークタイム」みたいな?さもなきゃ「エコノミックタイム」と「トラディショナルタイム」?
いまいちですね。名称、公募したらどうでしょうか?
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