土曜のランチは、まったりと

横浜住人のまったりとした土曜のランチをご紹介

神田まつや(蕎麦) JR山手線神田駅

2011-10-19 20:28:35 | 神田
今日は神田レトロランチ第五弾です。神田には非常に有名な老舗の蕎麦屋さんが2軒あります。今日伺ったのは、その内の1軒、神田まつやです。創業明治17年と言いますから1884年、実に130年近い歴史です。
  
まずはこの店構えをご覧ください。古いだけでなく非常に趣があります。そのまま時代劇に使えそうな風情のある佇まいです。この日は12時10分頃到着。行列は5人ほどで6人目に並びましたが、回転がいいので5分もたたないうちに席に着けました。店内は6人掛けや8人掛けと言った大きめのテーブル席がメインなので基本的に相席です。6人掛けのテーブルの4人目として案内していただきましたが、それ以上他の方が案内されることはなく比較的ゆったり過ごせました。
 
お昼時とあって5,60席はありそうな店内はごった返していますが、お運びの女性陣がテキパキと切り盛りされています。外観と同様、店内も古く趣があります。特にレトロな柱時計や蕎麦打ちの木鉢などの飾りものも趣があります。相席の方々は納豆そば\900-や大もり\750-、カレー南ばん\950-など思い思いのメニューを頼まれています。この他にキツネやタヌキは\700-、花巻 、玉子とじ、月見そばは\850-と大抵の蕎麦は千円以内で食べれますが、天ぷらそばは\1900-と高くなっています。
 
私がお願いしたのはざるそば\750-。盛りかざるか迷いましたが何となくざるそばを選択。しばらく待って登場したざるそばは二八の手打ちで心もち太めでしょうか。四角くカットされた海苔がふりかけられています。量は極端に少ないと言うことはなく、心もち少なめでしょうか。薬味は葱と山葵で、山葵は本山葵。
まずは蕎麦つゆを控えめにつけて一啜り。喉越しは悪くありませんが蕎麦の風味はさほど感じられず、まあ普通です。蕎麦つゆは基本辛めですが甘みも充分あり、出汁もしっかりと取られていてバランスがよくおいしいです。すぐに食べ終わって、後はゆっくりと蕎麦湯で割ったつゆをいただきます。蕎麦湯はサラサラタイプですが、甘みがよく引き出されて割ったつゆがすごくおいしいです。思わず飲み干しそうになりましたが塩分を気にして自重し、ごちそうさまでした。
昔からの蕎麦屋の伝統をも守りながらも決して敷居は高くなく、風情のある蕎麦屋の神田レトロランチでした。

店舗情報:
神田まつや
東京都千代田区神田須田町1-13
03-3251-1556
JR神田駅北口を出て中央通りへ。靖国通りまで歩き、渡って左へ。しばらく行った右側。靖国通りには面していないが右側を見ていればすぐにわかる。神田駅からは歩いて10分ほど。淡路町駅から2,3分。
2011年10月19日(水)

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