今日は神田レトロランチ第六弾。神田一、いや東京で一番有名な蕎麦屋さんに来ています。明治13年、1880年創業と言いますから130年以上の歴史。この神田レトロランチの中でも一番歴史のあるお店です。前回のまつやさんも非常に趣のあるお店でしたが、こちらのお店も勝るとも劣りません。やはり、まずは店構えをご覧ください。
板塀に囲まれた一軒家で店舗部分は平屋建。入口から店舗までの石畳の両側には狭いながらも前庭があり、風情を醸し出しています。庭の片隅にはつくばいもしつらえられて、いやがおうにも雰囲気を盛り上げています。
この日は12時10分頃入店。広い店内はテーブル席中心に座敷もあり、50人以上は軽く入れそうです。外観同様店内も適度に古く趣があります。8割方は埋まっていましたが、行列することなくすんなりと入れました。こちらの名物はせいろうそば。せいろ蕎麦ではなく、何故か「う」が入るせいろうそばです。季節もののかきそば\1,300-に食指が動きましたが、結局はせいろうそば\700-を2枚お願いしました。待つ間に店内から眺める前庭もいとをかし。
しばらく待ってせいろうそばが登場。そばもやしの青汁を練り込んだ外一(蕎麦粉10つなぎ1)の手打ち蕎麦は緑がかっています。辛めですと言われた蕎麦つゆを蕎麦猪口に半分ほど注ぎ、薬味の葱と山葵を溶き、控えめに蕎麦を浸してまず一啜り。蕎麦は喉越し良くツルツルと入っていきます。つゆは本当に辛めで甘みもあまり感じません。これぞ江戸前蕎麦と言う感じです。蕎麦の量は少ないと聞いていましたが、確かにその通りです。2枚でやっと普通の盛り具合で、もう1枚食べたくなりました。
蕎麦湯はよくある塗の木製ではなく土瓶で供されます。蕎麦つゆの量を控えめにしておかないと蕎麦湯で薄めても濃過ぎて飲めなくなりそうです。昔の下町情緒たっぷりのお店で食すそばは江戸前蕎麦の極致です。
店舗情報:
かんだやぶそば
東京都千代田区神田淡路町2-10
03-3251-0287
JR神田駅北口を出て中央通りへ。靖国通りまで歩き、渡って左へ。最初の路地を右へ入り、3本目の通りに突き当たったすぐ左。神田駅からは歩いて10分ほど。淡路町駅から3,4分。
2011年10月26日(水)
板塀に囲まれた一軒家で店舗部分は平屋建。入口から店舗までの石畳の両側には狭いながらも前庭があり、風情を醸し出しています。庭の片隅にはつくばいもしつらえられて、いやがおうにも雰囲気を盛り上げています。
この日は12時10分頃入店。広い店内はテーブル席中心に座敷もあり、50人以上は軽く入れそうです。外観同様店内も適度に古く趣があります。8割方は埋まっていましたが、行列することなくすんなりと入れました。こちらの名物はせいろうそば。せいろ蕎麦ではなく、何故か「う」が入るせいろうそばです。季節もののかきそば\1,300-に食指が動きましたが、結局はせいろうそば\700-を2枚お願いしました。待つ間に店内から眺める前庭もいとをかし。
しばらく待ってせいろうそばが登場。そばもやしの青汁を練り込んだ外一(蕎麦粉10つなぎ1)の手打ち蕎麦は緑がかっています。辛めですと言われた蕎麦つゆを蕎麦猪口に半分ほど注ぎ、薬味の葱と山葵を溶き、控えめに蕎麦を浸してまず一啜り。蕎麦は喉越し良くツルツルと入っていきます。つゆは本当に辛めで甘みもあまり感じません。これぞ江戸前蕎麦と言う感じです。蕎麦の量は少ないと聞いていましたが、確かにその通りです。2枚でやっと普通の盛り具合で、もう1枚食べたくなりました。
蕎麦湯はよくある塗の木製ではなく土瓶で供されます。蕎麦つゆの量を控えめにしておかないと蕎麦湯で薄めても濃過ぎて飲めなくなりそうです。昔の下町情緒たっぷりのお店で食すそばは江戸前蕎麦の極致です。
店舗情報:
かんだやぶそば
東京都千代田区神田淡路町2-10
03-3251-0287
JR神田駅北口を出て中央通りへ。靖国通りまで歩き、渡って左へ。最初の路地を右へ入り、3本目の通りに突き当たったすぐ左。神田駅からは歩いて10分ほど。淡路町駅から3,4分。
2011年10月26日(水)