音を楽しもう

教育TVなんかの音楽番組でさ、「楽器を弾けない人も楽しもう！音楽は難しい物ではないんだ！楽しい物なんだ！」

みたいなスローガンを掲げて、スタジオにたくさん人を集めて、もちろんギターなんかは弾けないから、それぞれに

簡単な楽器、トライアングルとかタンバリンとか、はたまた空き缶とスティックだとか渡して、音楽に合わせて

自由に音を出してみよう！なんてコーナーがあってさ、演奏が終わって「どうでしたか？」なんてインタビューして、

みんな「とっても楽しかったです」なんて答えるんだけど、俺、個人的にああいうの大嫌いなんだよね（苦笑

いや、参加者に何にも思うところはないし本当に自由に楽しんでいいと思うんだ。そこから本格的に楽器を

始めてみようって思ってくれればそれでいいと思うんだけど、もし俺が参加者だったら絶対不満だもん。

そんな子供だましで楽しいわけないだろ・・・と（笑）。俺はちゃんと弾けるようになって人前で演奏したいんだー！ってね。

初心者をあんまりバカにすんなよって思う。ヘタだからってタンバリン持たされて、井上順かって！

いや、タンバリンは実際難しいんだけどさ。一応誰でも音は出せるからそういう意味で持たされることも多いって

ことなんだけど。初心者だから適当に楽器持たせて、叩いて音を出してれば楽しいだろって発想がね、イヤなんですよ。

「楽しかった」って言ってる人も本当は、なんかバカにされてんなって思ってないんだろうか？

なんか偽善っぽいのってあんまり好きじゃないの・・・（苦笑