先週1日水曜日と4日土曜日に販売された「プレミアム商品券」についてはその販売方法やルールの徹底、不正防止策の
不備などに多くの問題があり、当ブログにも4件のコメント(クレームや怒りの)が寄せられました。私としても回答
には苦慮しましたが是非ご覧ください。(7月2日の記事の右下のコメントの所をクリックしてください)
お怒りやご不満の理由にはごもっともなところが多く何も言えません。特に初日は大雨の中長時間並ばれた挙句買えなかった方々、
そして土曜日にも並ばれたが再び買えなかった方には本当に申し訳なく町行政全般に目配りをする立場にある議員としてもお詫び申し上げます。
皆さんにとってお楽しみの筈の行事がこんな禍根を残す形で終わったことはとても残念です。
お隣の高槻市では事前に申し込みを受け付け、抽選で当選者を決めるという公平で並ばなくても良いルールで実施されたと聞きましたが、
尚更がっかりしました。いかに本町のやり方が軽率、準備不足で不手際だらけの販売だったのかと言わざるを得ない。
一番許せないのは「一世帯5万円まで」というルールを設けていながら実際には一家で5万円以上購入出来た事実があるという話です。
私が直接見た訳ではありませんが、このことは複数の方から聞いているし、寄せられたコメントにもあります。
こんな不公正なことが可能になる杜撰な扱いをした主催者(町と商工会)の責任は大きい。公金を使っての事業では許されない。
本件が2月定例会で審議された際にある議員からは売れ残ることを心配した発言がありましたが、私はそんなことあり得ない。いまどき
20%ものプレミアムが付く様な美味しい話は無い。即刻完売すると思うよと申し上げ、その上くれぐれも公正公平な扱いをするよう注文を
付けて賛成した経緯があります。しかし本件担当の町職員もどうやら発売日に売り切れるとは考えていなかった様です。現に私が6月15日号の
広報と同時に配布された商工会発行の「取扱い店」一覧を見て、すぐさま役場担当者に「これに掲載されていない店の告知はどうするのか?
7月1日の商品券発売時に間に合わなければ扱いが不公平になる。又意中の店が取扱い店でなければ商品券の購入意欲にもかかわるではないか」と
発売日までに何とか間に合わせるよう注意しに行ったが、担当者は「今後随時告知して行きます」というものでした。この対応を見ても即日完売
するなどと思っていなかったフシが覗えます。こういう状況と実務を商工会に丸投げするなど極めて安易に考えていたのでしょう。
それらの総合が今回の哀しい結果を生んだと言えます。
ただ議会での審議では色々な注文を付けたり要望はしますが予算を承認する段階では予算承認後に詳細を決定される販売方法等実施に当たっての細部にまでは関与できません。従って仰るように「販売方法など詳細を聞いた上で」予算承認している訳ではありませんので事情ご理解ください。
できれば是非一度議会傍聴をお願いします。