続「とのむら通信」ブログ版

前島本町議会議員・外村敏一(平成29年4月29日付けで引退)
日々の思いや議会傍聴の感想など引き続きお伝えします。

いつまで続くのか議員の破廉恥な行状

2016年02月16日 | 厚顔無恥


ゲス不倫と揶揄された宮崎議員が議員辞職した。当然と言えば当然だがこれ以上恥をかくのは彼の美学が許さなかったのか、
妻である金子議員に諌められた結果なのかは知る由もない。何れにしても女々しくのた打ち回った挙句に辞めるよりはまし。

それに引き替えあたかも潔い引き際の様に装った辞任(議員辞職はしていないから大して痛くもない筈)会見をした後は
雲隠れしたままの甘利氏の態度は許されない。宮崎氏の行為は倫理的に許されないだけで犯罪ではない。しかし甘利氏の
一連の問題は限りなく犯罪に近い行為である。仮に秘書がやったにせよ甘利事務所が行った行為は事実なら斡旋利得罪や
贈収賄に問われる犯罪である。事実ではないと言い張るのなら堂々と秘書共々野党が要求している証人喚問に応じるべきである。
多数の議席を持つ与党だから何とか逃げ切れるだろうと考えているなら大いなる勘違いと言わざるを得ない。与党なら尚更率先
して事実を明らかにし、自らの潔白を証明するべきである。当の本人にその気が無いのなら一番の親分である安倍総理がその任
を果たすのが筋である。筋を通すのが安倍さんの信念ではなかったのか。と言いたい。
議員として大先輩の甘利氏には宮崎氏の会見での言葉「信なくば立たず。自らの主張と軽率な行動のつじつまが合わない。深く、
深く、深く反省し、議員辞職をする決意を固めた。私はバッジを付けている資格のある人間ではない」を再度お聞かせしたい。

それにしても国会議員のみならず地方、とりわけ関西においても次々と議員のカネにまつわるスキャンダルが出てくる。実に嘆かわしい。
野々村氏の件も酷かったが、堺市議の小林議員(大阪維新)の政務活動費詐取疑惑はもっと悪質で許せない。政務活動ビラを発行、配布
していないにも拘わらず堂々と4年間も嘘の請求をしていたという疑い。我々はTV報道などでしか知りえないがその記者との受け答え
の様子を見ただけで嘘つきであることが判る。具体的に何枚印刷していつ配布したかと問われても答えられない。実態が無いからである。
それでもこの期に及んでも未だにシラを切り、挙句には配布していないことがばれると今度は逆に印刷業者や配布業者の責任にするばかりか
その業者を訴えるという。どこまで往生際が悪いのか頭が悪いのか理解不能である。こんな人が議員であり続けられること自体許されない。
堺市民はもっと怒らねばならない。もっと早くに警察に告訴すれば事実解明が速く終わって決着が着いたのにと思うが。

そしてまたまた堺市議の平田大士議員(自民党)の政務活動費に関する疑惑が浮上した。自らの政務活動チラシの印刷代、配布代に関して
事実と異なるのではないかと住民から監査請求が出され、本人はおよそ200万円を全額返還すると言う。どうして返還するのか理解出来ない。
堂々と支出した事実を説明し、証明すればいいではないか。簡単に返還することの方がよっぽどおかしい。疑いたくなる。
本日の毎日放送ではこんなやりとりが放映されていた。
Q.なんで返還する?
「一部私のチェックがちゃんとできていなかった部分もあったり、当時通用すると思っていたものが改めて調べると適用しにくいというところがあって
(全額返還した)」(自民党平田大士議員)
平田議員は、監査請求されたおよそ200万円を全額返還するとしていますが、不可思議な点も浮かびます。
チラシは印刷された後配布されるのが普通ですが、領収書のうち12回分はなぜか、印刷代金の領収書より配布代金が早い日付で支払われているのです。

何れにしろ監査請求が受理されたそうだから近いうちにはっきりすることでしょうが益々疑わしい。いいかげんにせい。

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