続「とのむら通信」ブログ版

前島本町議会議員・外村敏一(平成29年4月29日付けで引退)
日々の思いや議会傍聴の感想など引き続きお伝えします。

小池さんの都政刷新に取り組む真摯な姿にエールを送りたい

2016年09月11日 | 雑感


都知事に就任して間もないのに矢継ぎ早に都政の刷新に取り組む姿は実に気持ちが良い。今までの都政運営がいかに不透明で杜撰に
扱われて来たか、そんな疑問を抱かせる今日この頃である。予算規模13兆円という首都東京都庁は一般行政職員だけでも18200人、
消防や警察など合わせると16万5千人という膨大な職員を抱える巨大組織である。この怪物的な組織にメスを入れるという小池さんの
信念には頭が下がる思いである。健康に充分配慮して是非透明性の高い都政運営になるよう頑張っていただきたい。

既に問題提起されているオリンピック関連の巨額な費用や政策決定過程の不透明さ、築地市場の移転に至るまでのプロセスや関連工事費用、
移転までに行った土壌洗浄費用などの信憑性などこの2つのテーマだけでも大きな疑惑や闇がありそうで問題解決には相当なエネルギが要る。
都政改革のキーワードは3つ。
1.都民ファースト
2.情報公開
3.税金の有効活用(ワイズ・スペンディング)  とのこと。

一体今までの知事や都庁幹部、それを監視・チエックする議会は何をしていたのかと思うが、凡人の知事が当選していたなら何も問題が無かった
かのように粛々と進められていたのでしょう。そういう意味では破廉恥な舛添事件を契機に都政刷新の機会が巡って来たと思えば多額の費用が
掛かった知事選挙も無駄ではなかったとなるでしょう。それにしても先の知事選で圧勝したとはいえ、いきなり巨大組織に乗り込んできて未だ
1か月足らずでここまでやる小池さんには心からエールを送りたい。又来年の都議会選挙では本当に都民のために働く議員が選ばれる様祈ります。

特に東京には東京オリンピックのみならず、多くの国費が投入されて来ているので税金の使われ方には我々全国民の大きな関心事でもあるから
その政策決定過程等は常に国民の前に明らかにしてほしい。もう忘れかけているが、オリンピックのエンブレム問題や国立競技場の設計や業者
選定過程でもずいぶん無駄なカネが使われた。又オリンピック招致に数百億円の賄賂が必要経費と称してIOC関係者に渡された疑惑にしても未だ
明快な説明は果たされていない。庶民が疑問に思う事柄だけでなく裏で巨額のブラックマネーが動いていると思われる疑惑に関しても徹底的に
明らかにしてもらいたい。その為にある程度の調査時間が要ることは当然である。期限があるからといった理由で疑惑に蓋をしたまま過ごされては
都民や公民は絶対に納得しないし許さない。小池さん頑張って下さい。都民目線の無い輩が主導権を握っている現状の議会なんて恐れることなし。
むしろ都政改革には好都合でしょう。小池さんのバックには良識ある都民や国民が大勢ついていますから。

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