続「とのむら通信」ブログ版

前島本町議会議員・外村敏一(平成29年4月29日付けで引退)
日々の思いや議会傍聴の感想など引き続きお伝えします。

都知事候補鳥越さんにエールを送る(宇都宮さんありがとう)

2016年07月13日 | 雑感


鳥越俊太郎氏がよくぞ決断してくれた。小池氏は潔く当初から自分の意志で立候補の決意を熱く語っていたが、
それに対する自民党都連や自民党幹部の一連の動きや言動は正直言って不愉快極まりないものだった。その目線
の先には都民や都政のなんたるやには全くなく、あるのは自分たちの都合や利益だけで正に党利党略という悲しい
魂胆だけが露骨で少なくともこんな組織に担がれて立候補するような輩には絶対当選して欲しくないと思った。

その点鳥越さんは自分の年齢や病歴などを考慮して当初野党から声が掛かった時点では固辞されたという事情が判った。
しかし先の参院選の結果を見て、これ以上安倍自公政権の暴走を許すわけにはいかない。それには都知事という大きな
看板をしょって防波堤の一翼を担おうと考えられて急遽立候補の決意をされたとのこと。家族は大反対。当然でしょう。
鳥越さんは新聞記者、ジャーナリストとして常に現場主義を貫き、時の権力者が間違った方向に向かえばメディアや
ジャーナリストは監視、批判し報道する責任があり、それを恐れてはいけない。という信念でこれまでの長い記者や
コメンテータ、ジャーナリスト人生を過ごされて来られたということである。

昨年安倍政権が憲法違反と言われている集団的自衛権行使可能な安全保障関連法案を強行採決した際には日本中の
識者、憲法学者、老若男女が立ち上がって廃止運動が展開された際にも鳥越さんはメディアや各地での講演活動で
その先頭に立っておられた。今回の立候補決意もそうした経緯が発露となってのことで、決して後出しじゃんけん
などと言われる類の行動ではない。恐らく鳥越さんは自分の年齢や体力のことなど眼中に無く、あるのは正義感と
使命感だけであろうと拝察する。会見でも言っておられたが兎に角今の政治の悪い流れを変えたい、この一心である
と思う。幸い体調は最近で最も今が良い、だから命を懸けてやると言っておられた彼に政治の流れを変える希望の星
になって貰いたい。頑張れ鳥越俊太郎さん。投票権はありませんが我が日本国の首都東京のトップとして存分に力を
発揮して下さい。みんなが応援しています。

最後に苦渋の決断をされた宇都宮さんに敬意を表したいし、ありがとうと御礼を申し上げたい。立派な決断だと思います。

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