軽い頭痛がして気分が冴えなかったので、
多摩川の心地よい場所で、食事をしようと外に出た。
手提げカバンには、冷たいドリンクと温めたバーガーを2個、ヨーグルト。
涼しげな草原で、チキンバーガーを食べていると、
急に、お腹が痛くなってきた・・・・(汗)
大急ぎで帰宅しようとしたが、これは間に合わない!!と大悟する(大汗)。
そこで、帰宅途中にあった小さい図書館で、急遽、御用を足す・・(苦渋)。
「はあ~~~~~~」と安堵して、しばし畳のある休憩所に横たわる。
お腹も回復したので、久しぶりに図書館の中で、なにかないかと本を探してみた。
うちの近所だが、こじんまりとして古めの本が多いので、ここにはあまり来ないのだ。
すると、アート系の本で、面白いものが1冊見つかった。
それには、ピカソの事が書いてあった。
ピカソは、恋多き人物で、主だった女性でも7人の女と付き合っている。
結婚したのは生涯に2人、熱い交際をしたのは5人である。
面白いのは、付き合う女が変わるたびに、描く女性像がガラリと変わっていくことだ。
これが、まるで別人が描いたように変遷しているので、非常に興味深かった。
描く女性の本質まで迫ろうとして、画風や表現形式まで変えるピカソは天才である。
ミュシャや夢二もそうだったように、
やはり、きちんとした美人画を描くには、自分がほれ込めるモデルが必要だ。
そよそよと風が吹く帰り道で、そう実感した。
さて、帰宅して、あの本を借りに行こうと思ったら、「図書カード」が見つからない。
どこを探してもないので、以前、財布を落としたときに、一緒になくしたのだと気がついた。
いろんなカードを再発行してもらったが、図書カードだけ作っていなかったのだ。
やれやれである。身分証明書を持って作りに行かねば・・・!!
そこで、現住所なども特定できる「保険証」を探したら、これがまた見つからない!!
40分くらいかけて散々探したら、なんと、棚の裏側の床に落ちていた。埃をかぶって・・。
「なんでなんだ!!」思わず声に出して憤りを隠せなかったが、全て自分のせいだ。
普段からいい加減にやってると、いざという時に困るわけである。
今日は、外で食事をしようとして、いろいろな出来事が転んでいった。
こういうのを、人間万事塞翁が馬というのでしょうね。はあ~~やれやれ。
昨日、リヒテンシュタイン展に 同行した友人から
聞いたのですが、あの チャップリンも 晩年に 何度目か、
17歳の花嫁をもらったそうで。
チャップリンは 画家じゃないですが、
監督も努めたということで 同じ文科系じゃないでしょうか?
そして 理想の女性を 追い求めたんじゃないでしょうか?
大切なものは 私も よく うっかり失くします!!
保険証、実印の時は まっつぁお!!でした(轟音・滝汗)
どんな女性も言い寄られると断れないみたいですね。
「私はピカソだ」と言えば誰でも落ちたようです(笑)
最後の女性は、ピカソ79歳の時に出会った、ジャクリーヌ27歳が相手ですから、ほぼ80歳で結婚ですね。
ピカソから自ら去った女性がたった1人だけいますが、
それも、子供を2人もうけたあとの離婚です。
結婚と離婚を重ねながら、愛人が複数いたわけですから、まったく言葉がありません。
きっと、女性ナシではいられない人だったんでしょうね。
芸術家としても、男としても。
男としては、うらやましい限りですし、敬服に値しますが、まず真似ができませんね(笑)。