風呂上りにゆったり寛ぎながら、ラジオ(TOKYO FM)を聴いていたら、
とってもいい詩が聞こえてきたので、残しておきます。
『最後だとわかっていたなら』 作 ノーマ・コーネット・マレック
あなたが眠りにつくのを見るのが最後だとわかっていたら
わたしはもっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう
あなたがドアを出て行くのを見るのが最後だとわかっていたら
わたしはあなたを抱きしめてキスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて抱きしめただろう
あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが最後だとわかっていたら
わたしはその一部始終をテレビにとって毎日繰り返し見ただろう
あなたは言わなくてもわかってくれていたかもしれないけれど
最後だとわかっていたら一言だけでもいい、、、
「あなたを愛してる」とわたしは伝えただろう
たしかにいつも明日はやってくる
でも、もし、それがわたしの勘違いで、今日で全てが終わるのだとしたら、
わたしは今日どんなにあなたを愛しているか伝えたい
そして、わたしたちは忘れないようにしたい
若い人にも、年老いた人にも、
明日は誰にも約束されていないのだということを
愛する人を抱きしめられるのは、今日が最後になるかもしれないことを。
TOKYO FM 江原宏之 おと語り http://www.tfm.co.jp/oto/
だから あなたが このことを知るはずもない
私は あなたに誓います
誰に知られることもなく 心の中で誓います
この身 たとえ 朽ちたとしても
この心 たとえ 裂けたとしても
この魂 たとえ 砕けたとしても
あなたの心の傍らに 私の心を遺します
あなたが あなたでいられるように
あなたが あなたを守り続けられるように
あなたの心を護るため 私の心を遺します
あなたが 誰にも傷付けられないように
なによりも あなた自身の手で傷付けないように
私は 誰にも話さない
だから 誰一人として このことを知るものはない
それでも 私は誓います
己が己である起源にかけて 心の中で誓います
この身 たとえ 穢したとしても
この心 たとえ 歪めたとしても
この魂 たとえ 堕ちたとしても
あなたの心の礎として 私の心を遺します
永久に 悠久に 御身と 御心に 安寧と 平穏の あらんことを…
(詩には詩でコメントします☆)
いい詩ですね。
詩というのは、心の叫びでもあり、誓いの言葉でもあるのですね。
ありがとうございます
この詩は、いつの間にか、心に深く響いてきました。
お子さんを亡くしてしまったお母さんが作られた詩です。