満開になりつつある桜並木の下を散策していると、
桜の木々たちの話声が耳の奥に聞こえてきた・・・
桜の花A「おい、えれ~寒いけど、今、4月だよなあ??」
花B「いや~、咲くの間違えたかってオレ心配してたんだけど・・もう4月だ!」
花A「春だってのに、こんなに寒いのもなかったよな~?」
花D「んだ!」「下歩いてる人間見ろよ、まだ冬服だあ~」
花A「ここまで冷え込んでる春も珍しい。どうなっちまったんだろうな?」
花びら一同「いや、まったくだ」「まったく冷え込んでるだ」
花G「冷え込んでるっていやあ、今の巨人打線も冷え込んでるってよう!」
花B「また寒風じゃねえ、完封くらって・・負けたんだと(笑)」
花A「巨人があれじゃ、東京ドームの桜もパッとしね~って!」
花C「あいつが悪いんだ。ナベツネって~妖怪がいるんだわ。あのジジイが悪いんだ」
花A「なんにしても、ろくな人間がいないから、この国の天気もおかしいんだ」
花一同「ん~~!そうだ、そうだ」「人間がみんな悪いんだ!」
俺は、そんな桜の花たちの声を耳にして、つい、彼らに念で語りかけてしまった。
「おいおい、桜の花たち・・・聞こえたぞっ!」
「確かに、人間は悪い。地球を汚し痛めつけ、
自分たちが便利に楽に暮らしたいだけで、お前たち動植物にもいろいろ迷惑をかけてきた」
「花粉症だって、人間が大気を汚して、酸性雨なんか降らせるから、
木々が枯れて、それで、必死に生き残ろうとして花粉を大量に飛ばすんだよな。
花粉症なんて自業自得なんだ」
「・・・だけど、人間もバカじゃない。
これから少しでも地球環境を良くしていこうとは考えているんだぜ。
未来のことを考えてる人間もちゃんといるんだ」
「だから、お前たちも、この寒さに負けないで、精一杯花を咲かせてくれないか?」
桜の花たちは応えなかった。
それは当然だろう。
鈴虫もそうだが、人間の足音を聞いたら必ず鳴き止む。
俺は、その場を立ち去ろうと背中を向けた。
「・・・人間よ、私たちはそう弱くはありませんよ。ほほほ・・」
「今から一週間後、見事な桜吹雪を見せてあげましょう!しかとごらんなさい!」
俺は、ドキリとして振り返ったが、そこには誰もいなかった。
今の美しい声は・・!天から響くような気高く美しい声は・・・!!?
これから満開に咲き誇ろうとしている桜の木々が、さやさやと風に揺れている。
春とは思えないほどの涼しい風の中で・・・ただ、桜の花びらが揺れているだけだった。
・・と、まあ、こんな話があったらおもしろいな、と(笑)。
いつもより ポエティックな日記でしたが、スピリッツも効いておりますね
桜の季節=花冷えですから、
夜のお花見は きついですね。
京都もそろそろ、昼間は暖かくなりそうです。
桜、散る時期は 秋の紅葉より もの悲しいです。
ありがとうございます。
軽く笑えるショートにしようと思って書いたら、意外と、テーマが深くなってしまって、
こういう終わり方になりました。
まあ、自由な創作というのは、そんなものかもしれません。
それにしても、寒いですね。
まだ冬服がしまえませ~~ん!!
桜の花も咲いたからには引っ込みがつかない?
深海に沈没いたしました。
負け遺伝子のスイッチが入ったまんま
きっと切り替えられないんでしょうねぇ。。
(^_^;)
あれは、マエケンに力があるのであって、横浜打線は決して責められません。
横浜のチーム状況は良く知りませんが、中畑さんにはなんとかチーム再生を期待したいと思います。
中日は、今のまま快調に飛ばしてくれれば文句なし!
とはいえ、主催役なので、裏方仕事がメインです(笑)。
徹夜して、朝一で家を出て、7時ごろから場所取りをしていました!
それでも、開始は13時だったりします(苦笑)。
仲間内で、参加条件は「お酒と、料理を一品、持参すること」としてました。
そうしたら、みんな、気合を入れる入れる☆
凝った料理や、秘蔵のお酒を手にして、豪勢な宴会になりました☆☆
みんなのプライドをくすぐるのも、場を盛り上げる方法ですね(笑)♪
ああいう裏方仕事って、けっこう気をつかうし大変ですよね。
僕は、美人撮影を予定してる桜の下が、いい宴会場になっていそうなのでちょっと心配です。
ロケーションには最高の場所なので、なんとかうまくしたい。
春で、昼と夜の寒暖差が大きいですが、お互いしっかり生きてまいりましょう!^^