タイトルは「裏見の滝」です。
裏側から見れる滝を総称してこう呼びます。
非常に涼しい情景ですが、美人画の場合、この言葉の響きに意味があります。
「裏見」は、「怨み」または「恨み」にも通じるからです。
この女性には、どうしても憎くて怨んでしまいたいような人がいる。
しかし、その過去を水に流そうとしている・・とも取れるのですね。
どこか翳(かげ)があるこの女性には、振り切らなければ前に進めないような過去があるようです。
ううーん、深い。まるで、滝壺のように深いですネ。はい
そういうわけで、久しぶりに描いた美人画「裏見の滝」でございます。
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