「恋愛小説家」と「小説家を見つけたら」は、
ともに、特に変わった小説家を題材にした映画。
この2本の映画の主役が「恋愛~~」はジャック・ニコルソンで、
「小説家を~~」は、ショーン・コネリーだ。
どちらも、男クサイダンディな味を出しているが、
普段は部屋に引きこもり、他人とも交わらないし、あまり外にも出ない。
どちらも好きだが、独特の味わいがあるという点では、
やはりジャック・ニコルソンが演じた役に軍配があがる。
偏屈で変わり者、異常な潔癖症なのに、恋愛物を書いている危険な感じの男(笑)。
相当アブナイ感じなのだが、中身は、すごくいい人なのだから面白い。
今朝見たのは、ショーンコネリーのほうだが、
こちらはダメかといえばそうではなく、ヒューマンな心温まる作品だ。
その中の一言「考える前に書くんだ」という言葉に胸を打たれた。
「頭で考えるのは書いてからだ!」というのである。
これは、ある意味、すごいせりフだと思った。
なんだか、ブルース・リーの「考えるな!感じるんだ!」という
「燃えよドラゴン」にあった有名なセリフに通じる。
なにか描くときに、ちょっと実戦してみようかと思った。
余談だが、土曜の朝のコーヒーは、実に美味しい。